はじめてのハーフバースデー

朝はとうもろこしを食べさせる。ありえないくらい激しくスプーンに食いつき、小鉢を奪って食べようとするのだが、そんなにおいしいのか、これ……(ほうれん草を越えた)。今までのところでは、素のおかゆ << じゃがいも << (越えられない壁)<< さつまいも < ほうれん草 < とうもろこし である。どうやら甘さと香りが決め手?

娘は今日でちょうど6ヶ月。寝返りは自由にうつし、ずりばいで前には進めないものの、後ろには若干進めるし、寝返りで移動できるので、気がついたら1m くらい移動していることもある。そろそろ部屋を整理整頓しないといけないかなぁ。何でも口に入れるようになる、と言われる割には、食べられるものしか口に入れようとしていない気がするが、先週くらいからは親の食べ物に手を出すようになったので、食事のときは離れたところに坐ってもらうようにしている。

人見知りがないうちに保育園に預けられるとよかったのだが、10月中旬くらいから人見知りが少しずつ始まり、自分でもだめで妻が抱っこしないと泣き止まないことが出てきた。保育園ではギャン泣きしたりはしていないようで、お姉さんたち(と言っても1〜3歳だが……)にかわいがってもらっているそうだ。散歩に出かけるとこれまでは大体収まっていたのだが、最近は散歩に出ても外でうーうー言ったりしていて、ちょっと変わってきている。

あと、最近困っているのは、朝も含めて起きているとき「あ゛ー、あ゛ー」とかなり大きい声でうなり声を上げることで、前抱きで抱っこしていると比較的静かなのだが、それ以外は「なにか不満なんだろうか?!」と思うくらい絶叫しているので、心臓に悪い。(心当たりの対処を全部してもうなっているし、慣らし保育が始まる前から始まったので、保育園のせいでもない)

午後は抱っこ紐で歩いて小金井公園に行く。午後2時だというのに、寒い……。そのせいか、閑散としていて非常によい。

小金井公園も、20年ぶりに来るようになって様変わりしていて、春秋はものすごく人が多く、意識高い(?)系の子連れファミリーばかりで、自分の記憶の中の小金井公園と全然違う。芝生の広場の200mくらい向こう側にかろうじて人が見えるくらい人がいないのが自分の子ども時代の記憶であり、今日くらい人がいないのがちょうどよく、ふかふかの腐葉土の上を歩いたり、ボールが飛んでくるのを気にしたりせず芝生の上で腰を下ろしたり、気ままに過ごせる。

世の中的には井の頭公園みたいなところが人気なのかもしれないが、井の頭公園カップルがたくさんいて、しかもそんなに緑が多いわけでもないので、自分たちは(これくらい人がおらず広大な)小金井公園のようなところで子育てをしたいものであった。

夜は録画しておいた医療ビッグデータを見る。時系列、位置情報などを含むいろんなセンサー情報を活用して予測につなげるという、興味深い内容であった。病院の中にサーバルームがあり大量のラックマウントサーバが置かれていて、二重の意味でびっくりした。こんなに大量のデータを処理するのか、というのと、プライバシーにかかわるのでクラウドの外に出しにくいのか、という2つである。確かにこれはプライバシー保護データマイニングをしたくなる。