話すときは相手を向いて、自信を持って喋る

朝から修士論文の発表練習。今日は10人の予定で、午前中は4人。1人20分発表10分コメントなので、スケジュールの通り進行しても300分かかるわけで、練習するほうもつき合うほうも根気勝負である。とはいえ、最初から最後まで全部出た人は、スライドのどこをどう直せばいいかを知ることができるので、自分でも気をつけて作れるようになると思う。もっとみんな出ればいいのにな。

昼は英作文文法誤り訂正タスクのキックオフミーティング。データが配布されたので、M1 の方々に誤りの分布を調べてもらったりする。すばらしい。こういうのがサクッとできるようになると、自然言語処理の研究をするのに不自由なくなってくると思う。コーパスは事前の予想を裏切られ、NUCLE コーパス (シンガポール国立大学のグループが作った学習者コーパス) であったので、みんなで戦略会議をする。このコーパスは難物である、と [twitter:@shirayu] くんから聞いているので、全員これからその苦しみを味わうことになるのであろう……。

こちらのタスク、現時点で手を挙げている参加者として M1 が3人、M2以上がちょうど3人いるので、一応誤りの性質ごとに3グループに分け、M1 の人たちにどれがやりたいのか決めてもらい、それに対応して M2 以上のメンターがグループごとに1人つく、という体制。自分は3月いっぱいしか奈良でミーティングに参加できないが、それぞれ強力なバックアップ体制なので、途中から Skype 参加になっても大丈夫かなとは思っている。(Skype 会議は少人数ならまだしも、大人数になるといろいろと難しいところがあるが……)

夕方は修士論文の発表練習の続き。結局3人キャンセルになり、今日1日では7人分の発表練習だが、それでもかなりのボリューム感。残りの人は松本先生に一任することに……。(自分、来週の月曜日は有給だし)

夜は就職活動の相談に乗る。結局自分に合った会社を見つけるってことなので、ひとりひとり違うところに落ち着くだろう。以下のような特徴がある人は長期化しやすいので、気をつけた方がいいかも。

  • 声が小さい、あるいはかすれている
  • 自信がない (自分が悪くなくても二言目には謝る)
  • 自分のやりたいことが分かっていない
  • 自分のアピールポイントが分かっていない

結局「うちに来てほしい」と思ってもらえるように自分を変えるか、あるいは今のままの自分でもOKというところに行くか、ということなんじゃないかと思うのだが、一般的には後者より前者のほうが楽なので、先方から見て自分がどう見えているかを意識するだけで違ってくるんじゃないかな。

就活中の国立理系院生を採用側から見たというこの記事の内容、めっちゃ共感する……。