継続して研究を続けるのが大事

朝起きてまだ筋肉痛。もう4日目なのだが……。普段から週に1回くらいは運動した方がいいのだろうな……。

結局松本研から学振に内定したのは DC1 が2人、DC2 が2人で、合計4人らしい。松本先生によると、4人内定するのは初めてだという話である。自分と一緒に研究しているメンバーのうち3人が内定をもらえたので、4月以降は自分も心置きなく任せることができる。自分自身、学振をもらえてよかったのは、精神的に自由になれたことかな。これくらいの割合でコンスタントに学振の特別研究員になる人がいればいいんだけど……(各学年に2人ずついるくらいの割合で。)

午前中、もはや原稿が〆切に間に合わないことが確実なので、分担して執筆する。当然その方が速く書けるのだが、わざわざ原稿を書く練習のために発表を入れているのに、自分が書いては本末転倒である。基本的には時間がかかろうが全部自分で書いてほしいし、書いて添削を受けるという往復を何度もして書けるようになっていくのだが、今回はちょっと時間が足りなさすぎなので、諦める。いろいろ事情はあるのだろうが、ちょっと厳しい。

自分がM1で初めて言語処理学会年次大会の原稿を書いたときは、たったの4ページなのに〆切2週間前から毎日徹夜で、授業や勉強会に参加している余裕など全くなく、毎日起きては原稿を書き、共著者に添削をお願いしては実験し、机の上で実験しながら意識不明になり、びっしり赤の入った原稿を渡しに来てもらうときに起こされて、もらってシャワーを浴びてはまた原稿を書き、みたいな感じだった。日本語の原稿なのに毎回相当赤をもらうので最初は面食らったが、今ではあれだけ見てもらって、大変感謝している。初めて書くときは、それくらいかかっておかしくないのである。

自分は学生にはそこまでしろとは言わないし、きっとM1のときの自分より論文を書ける人もたくさんいるだろうから、そんなに時間がかからない人もいるのだろうが、とりあえず自分がM1のとき程度には日本語が書けると仮定してスケジュールを切ってある。ここ数年の感触では、M2の人にはちょうどいい (8割の人は、徹夜をしたりする必要はない) くらいのようであるが、M1の人には厳しいみたい。

特に初めて原稿を書く人は、フライング気味に発表を申し込むのは止めたほうがいい。せめて、一度原稿を書いた経験があり、どれくらいかかるか見積もりができるならまだましだが、それでも結果もないうちから申し込んでも、共著者全員しんどいだけである。

午後は全体ゼミで [twitter:@shirayu] くんと shuhei-k くんの進捗報告。D2だとそろそろ卒業に向けて博士論文の仕上げを考えるころだが、どこに向かっているのだろう……。

研究会終了後、LaTeX 執筆。2つの原稿を同時に書いているのでてんやわんやであるが、なんとかなりそうな雰囲気。終電になる前に、スーパー銭湯に寄って帰宅。筋肉痛が少しでもよくなればいいのだけど……。