地震があったら大名におまかせ!

午前中、[twitter:@kenzuinotubuyaki] くんが関西に来ていたので、一緒に昼ご飯を食べて伏見桃山城に登ってくる。伏見城は気の毒なことに、豊臣秀吉が建てた直後に伏見大震災で崩壊したそうで、その後再建して豊臣秀吉徳川家康が住んだりもしたらしいのだが、いまある城はその後再建された模擬天守のようである。とはいえ、いまでは伏見のシンボルとして親しまれているとのことである。

@kenzuinotubuyaki くんは郡山出身だそうだが、小学校のとき遠足で来たことがあるらしく、隣に遊園地があったはずだ、とのことだったが、行ってみるとグラウンドしかない。Wikipedia で調べてみると、近鉄のリストラで2003年に閉園していたらしい……。奈良もドリームランドや菖蒲池の遊園地がなくなり、いまは生駒山上遊園地しか残っていないようだが、潰れる前に一度行ってみたいものである (と言いつつもう8年こちらにいるのに行っていないということは、このままずっと行かないような気もするが……)。

桃山のあたり、つつじが見事である。すごく見晴らしがよい。「でも、お高いんでしょう?」と言いたくなるような、城壁のような石垣が並んだセコムつきの邸宅がたくさんある。さすが大名屋敷のあったところである。

その後利き酒して酒粕ラーメンを食べてお腹いっぱい。伏見桃山にはおしゃれな店はほとんどないが、日常生活には困らないかなぁ。NAIST 周辺はお酒の飲めるところもほとんどなければ、車で行くと運転できないので、電車で行くなら大阪まで出る、という感じで、なんだかなぁ、という微妙さであった。(逆に言うと、家族で住んでそんなに飲みに出かけたりもしないのであれば、相当住みやすいところだったと思う)

帰宅後、5月4日〆切の原稿の添削をちょこちょこと。自分がもうこれ以上は直せないだろう、というところからさらに松本先生が直していく (うわっ、私の閾値、低すぎ……? いや、自分の論文執筆能力が低いのだろう)。自分も松本先生の域に達したいものである。

Mac で PDF を見つつ書き込んだりする。トラックパッドスタイラスを使うと、線を引く操作感はほとんど iPad に書くのと変わらない。文字を書くのは無理なので、テキストボックスを入れてみるが、いまいち違う気がする。難しいなぁ。iPad でも、もう少し細い線が引けると文字も書きやすいのだが、感度を考えるとこれが限界か……。

家に帰ってきてから町内会のパンフレットを見てみたのだが、表のカラムが「町名」「地域の集合場所」「大名」と書いてあって吹き出してしまった。3番目のフィールドはいったいなんのために使う情報なのだろうか……