午前中、いろいろとメールを書いたり、研究費関係の書類を眺めたり埋めたりなど。WiMAX が便利らしいと先日 ryu-i さんに聞いたので、WiMAX がどれくらい入るか調べてみたところ、NAIST はかろうじて圏内に入っているものの、窓際だとつながるが建物の奥深くだとだめっぽいとか、微妙な感じ。研究室にいる間は大学の無線が使えるのだが、秋から宿舎のネットワークが停止するので、どうするか検討中。e-mobile はつながることが判明しているので、e-mobile でもいいかなぁと思ったり…… (どうせ自分は動画など帯域を圧迫するようなのは見ないので)。
午後、@shirayu くんの論文紹介を聞いたりなど。タイトルからしたらおもしろそうだったが、内容は正直微妙……。いろいろルールを書いてやっているが、これで解析できるのは意味役割と統語構造に強い依存関係がある事例だけで、統語的な手がかりが使えないあるいは弱い依存関係があるタスク(たとえば @shirayu くんがやっている日本語の照応解析とか)には適用できないし、どうなんだろう。未解決の問題が解決された感はないな〜
研究会は5人が発表。M1からは @wk_kiyoshiくん、@mrcarrotくん、@shanonnstreamくんがそれぞれ自己紹介と研究テーマについて報告。いろいろやりたいテーマにもバリエーションがあっておもしろい。言い換えというとまずは @akfさんの言い換え技術に関する研究動向の包括的調査のページからスタートしていろいろ見てみるとよいのではないかな。
あと松本先生が言っていた本はこれかな?
Graph-based Natural Language Processing and Information Retrieval
- 作者: Rada Mihalcea,Dragomir Radev
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2011/04/11
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@shanonnstream くんが「生◯日記の影響で奈良先端大を受験することにしました」と言っていたが、これからは@syou6162 さんとか @shirayu くんとか @tettsyun くんとか、学生のみなさんの活動を見て NAIST に来てくれる人が増えるといいなと思う :) そういえば NAIST ではないが @yukino さんの MSR 滞在日記 (MSR = Microsoft Research, アメリカはシアトル近郊、レドモンドにあるマイクロソフトの研究所)がおもしろい。写真も豊富ですばらしい。自分も4年前のことを思い出して懐かしかったり、また行きたいなぁと思ってしまったり (博士後期課程の学生さん、MSR は一生に一度は行っておくと楽しいので、ぜひご検討ください!)。
一つ勤務時間に関して
これまでの月・火は7時くらいまで同室の人々がいたのに,水曜日は皆5時くらいに帰ってしまったので不安になったりした(何かイベントあったのか?とか,水曜は早く帰らないといけないのか,とか…).でも後日聞いたら,水曜日とか関係なくそれくらいに帰るのが普通らしい.朝は皆8時か9時くらいに来てるようなので,8-17というのが目安なのかな〜(レセプションが空いてるのもこの時間帯だし).キャンパス内のダイニングも,朝と昼は開いてるけど夕飯時には閉まってるので,夜はさっさと帰りましょうという雰囲気がある.
とあるが、研究所の人はそんな朝は早くなかったような (笑) いつだか朝の9時から始まるイベントがあったとき、研究所の人の集まりが悪くて、司会の人が「研究所の人は他の部署の人と違って朝は苦手だからごめんなさいね」と謝っていたのを覚えている。帰る時間は確かに17時くらいだったと思うけど…… (これだけしか会社にいないのによくあれだけの成果が出せるものだ、とびっくりした記憶がある。時間じゃなくどれだけ集中してやるか、かなと)。自分は結局10時台に行って21時前に帰っていたかな? 一日何時間働きなさい、とかなかったし、建物への出入りの時刻はバッジで管理されているにしても、タイムカードとかで明示的に管理されていなかったし、とりあえずみんなが来ている時間帯はなんとなくコアタイムなので、その時間は会社にいるように、みたいな感じだったような気がする。19時過ぎるとアジア系のインターンを除いてほとんど残っている人いなかったな〜。そういえばいま大学でも10時台に行って21時前に帰るので、自分的には (単身赴任状態だったら) このサイクルで勤務できるのがいちばん調子がいいのだと思う。
夜は @matsuura_さんの車に@youtalkさんと乗せてもらい、桃山御陵前の鳥せい本店へ。@tom_shibataさんと4人で飲み。数理情報、情報基盤システム、自然言語処理、ロボティクスと NAIST の中でもそれぞれ違う分野だが、こういうふうに分野を横断して集まると、いろいろおもしろい。せっかく地理的に近いところにいるのだから、もっと密に交流できるといいなぁ。NAIST でも直線距離で100mと離れないところにみんないるはずなのに、研究室を一つ超えると一気に親密度が減衰するので……。
あと若手、というか超若手(中高生くらい)から情報系の技術に驚いてもらって、興味をもってもらう、というのも大事だなと思った (その割には今年のスーパーサイエンスハイスクールは8月の負荷的な問題からちょっと辞退させてもらったが……)。ただ、大学入る前に勝負はついている、というのは確かに一理あるが、入学してからほいほい専門を変えられるようになっていればいいだけであり (自分も大学院というか情報系に専門を変えたのは26歳のときだし)、中高生をターゲットにやらないといけないのは日本の学校制度の問題かなぁ。確かに英才教育的に若い層を伸ばすのは日本の戦略としてありだとは思うが、自分としては早期に囲い込んでどうこうする、というよりは、もっと多様な生き方ができる社会になったほうがいいと思っているので、もっと大学をカジュアルにしたいな〜
アルコール、生中1杯と日本酒グラス2杯飲んだのだが、日本酒のグラス2杯目を1/4飲んだあたりから酔いが回ってきた。昔と比べると半分くらいしか飲めないのだが、自分の肝臓大丈夫だろうか…… (歳?)。6月下旬の健康診断、アメリカに行っていて受けられなかったのだが、保健管理センターに行ってチェックしてもらわないと。