役に立つ研究

emiko-y さんのエントリ読む。結婚してから松本先生の話を聞くのだが、けっこう保守的。でもパートタイム研究者というのもありかなー(一般的には非常勤講師と言うのだろうか。文系ではよくあるが、理系ではあまりない形態)。

なにせ大学入学の段階で「これだけは絶対に役に立たない学問をやりたい」という動機で哲学を選択したくらいなので、単にそれのアンチテーゼなだけかもしれないが、自分がやっても楽しくて、他人の人も楽しいと思ってもらえるような研究、そういう研究が自分にとって「役に立つ研究」かな? できるだけ広い分野でインパクトがある研究、そこから新しい分野が開けるような研究、と言い換えてもいいかもしれない。(そういうところを目指している、ということで)

なにが楽しいと感じるかは人それぞれだが、自分自身楽しいと思えることを仕事にしたほうが自分も周りもしあわせなんだろうな、とつくづく思うのであった。楽しいと思えることはたくさんあっても時間は有限、身体は一つなので、なにをするか、というより、なにをしないか、という決断のほうが重要かもしれないが……