理系白書

岡崎さんがものすごい勢いでEMNLP の論文のコメントを書かれている。すごいなー。聞きたかった話が被っていて裏でやっていた発表もあったりして参考になる。

今日の読書は

理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)

理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)

で、多岐にわたる「理系」研究者にまつわるトピックを網羅していておもしろかった。インタビューしている人も多士済々で、研究者の労働環境とかポスドク・女性研究者の問題とかの合間合間に研究の話も入っていたりして、これ書くのは苦労したんだろうなぁと思ったり(しっかり記述してあって好感が持てる)。文庫版の刊行は2006年だが元の単行本は2002年発行で、最近の大学の独立行政法人化以降の変化は書いていなかったりするのところが残念だが、基本的な部分でそんな大きな変化があるわけでもないので、文系・理系のみなさんにお勧めである。