旧知の友

ふと shimpei-m くんの日記から飛んで情報処理学会音楽情報科学研究会・音声言語情報処理研究会合同研究会のプログラムを見ていたら、科哲時代の知り合いの名前が。

彼は元々理系で文転して文2で入学したのだが、理科系への情熱を捨てきれず科学史・科学哲学分野に来てから大学院では再理転することに決め、1年くらい数学だったか熱力学だったかの勉強をして大学院は理科系のところに進んだ努力の人である。いまも(科学)哲学的な内容を研究しているみたいで、かなり工学寄りのところまで来てしまった自分としては、よくがんばっているなあ、と尊敬する。

この前はふと情報爆発のページを見ていたら予備校時代の友人が京大で助教になっているのを知ってびっくりしたのだが、最近昔の友人に思いがけないところで再会することが多いな。こちらの友人は自分が地理の授業前の休み時間に「共産党宣言」を読んでいたら話しかけてきてくれた人で、お互い哲学に興味があって、彼が桐朋高校の出身だったもので(武蔵とはなぜかライバルみたいな感じ)仲良くなったのであった。彼は結局現役で京大の総合人間に進み(自分は1年浪人した)、1年生か2年生くらいからベンチャー起業したりしていて、すごい人もいるもんだと眺めていた。哲学から出発してお互い全然違う経路を辿ったものの、知らぬ間に自然言語処理と情報検索という微妙に近いところに来ていたというのもおもしろい。同学年のジーニアスを5人挙げろと言われたら間違いなく彼を挙げると思う。

今年もあと3日、風邪悪化しないようにしよう……