ThinkPads

SICP 勉強会が午後7時開始で10時半くらいまでやっていたのだが、終わったあと bashi さんがいまいじっている計算機を見せてくれるというので khiro くんと osamu-m くんと一緒に見てくる。

いま w3m のクロスコンパイルが通らないではまっているらしいが、自分も w3m は以前 Mobile Gear II を持っていて Linux-VR というディストリビューションのパッケージングを手伝っていたときはクロスコンパイルでつまづいた記憶があったので、いまもそうなのかー、と思ったり(メーリングリストで報告もあった気がするが)。[Jan2001-2.shtml#14:title=当時の日記]見ると w3m-0.1.11pre とか書いてあるが、もういつのことやらという感じだ。(昔の日記を自分で見るのはかなり恥ずかしいな……)

というかよくよく見るとこの時期は Mobile Gear II (もう NEC からもリンク消されている。NEC は web の使いにくさにかけては天下一品だが、古い製品の情報消すことないのに……)ではなく IBM WorkPad z50 というものを持っていたころらしい(これも Mobile Gear II と同じく CPU は MIPS)。

日本でこの機種は発売されなかったそうなので、わざわざアメリカの eBay で落札して送ってもらったりと、いま考えればなにやってんだかという感じだ……。本体価格(買ったころは捨て値だったので15000円くらいだったか)と手数料(送料が5000円くらいで送金料も5000円で計1万円くらい)の合計よりそれに乗せる 340MB の Microdrive の値段のほうが高かった(3万円くらい)。でもあの軽さと大きさのノート PC いまでもほしいんだけどなあ。現行の ThinkPad X41 は1.47kgでThinkPad 240Zでも1.43kg。あのThinkPad 235ですら1.25kgだったところ、z50 は1.17kg。(ThinkPad 235 は強度を犠牲にしすぎているので比べるなら 240 と比べるのが妥当だが) キータッチもノーマル ThinkPad と遜色なかったし、いまなら1kg切る ThinkPad 作れると思うのだけどなー。Lenovo がんばってくれ。