明治学院大学

朝日新聞社の筆記試験が明治学院大学であったので出向く。

昨晩は受験票がないと家族総出で1時間捜索して半分諦めかけ、母に「もう見つからないから朝日とは縁がなかったんだよ」と言わしめたのだが、ふと都知事選の投票用紙を鞄のポケットに入れたのを思い出して探ってみると、そこにさりげなく入っていたので事なきを得た。

そんないわくつきの試験であったが、天気は快晴、陽だまりで昼寝してくださいといわんばかりの雰囲気の中、白金台からてくてく歩く。白金台と聞いてハイソでゴージャスな町並みを想像していたのだが、辺りを見渡すと瓦作りの屋敷もありレンガ立ての家もありと、なかなか趣き深い。

明治学院大学といえば SEG 時代からの友人 M くんが通っていたので耳にしたことはあったが、足を運んだのはこれが初めて。入ってみると花が満開で見事だった。チャペルでは結婚式をしていたし、明治期に立てられたであろう石造りの建物がそこかしこにあり、とても落ち着いたいいところだ。

試験自体は英語以外は日経より簡単だったが、ここでも自分の無知さに呆れる。大学1年のときはすぐ大学を辞めて働こうとしていて就職関係の ML や web フォーラムにもよく顔を出していたし、新聞社の過去問を解いて8割くらい解けていたので簡単だろうと思っていたのだが、考えが甘かった。大学入ってからここ4年知的に全く成長していないばかりか退行する一方だったので(むしろ馬鹿になりたいと切に願ったので目論見どおりになったわけだが)、かなり信じ難いところまで来てしまったようだ。

昨日今日と筆記試験を受けてみて、一番やばいと思ったのは、作文と論文が書けないことである。大学入ってこのかた手で文字を書かなくなったので漢字が書けないのもさることながら、キーボードを前にしないと文章が浮かばないのはどうかと思った。

面接に進める場合は日経も朝日も8日の夜以降連絡があるらしいが、感触としては2年生の語学で認定試験の対象者になるかどうか不安げに待つような感じ(留年する人しか分かんないか ;-P)。