セミナーで2年に一度トークする

午前中から午後にかけて少し時間をもらい、翌日のセミナー準備。研究室の学生たちにサーベイを手伝ってもらっていたが、やはり自分でも一通り調べないと話せないので……。このセミナー、一度は断りかけたのだが、他の人に引き受けてもらえなかった、という話を聞いたし、研究室の学生たちに相談したら「引き受けてもよいのでは」という返事だったので、自分も勉強になるかと思ってお引き受けしたのである。

ちなみに、人工知能学会は、編集委員の任期中に学会誌の特集号か論文誌の特集号をやる、というルールがあって、自分も任期満了付近でどちらかをやらなければいけなくなり、後者の企画を立てて編集委員会を組織し、論文募集も出したのだが、結局投稿が1件もなく流れてしまった、という苦い経験があり(編集委員の方々にも申し訳なかったが)、人工知能学会に借りがあると思っていて、依頼されたら割と引き受けているのであった。

しかし深層学習と自然言語処理という組み合わせ、2年前にも人工知能学会のセミナーとして引き受けていて、こんなにハイペースで頼まれるというのはどういうこと? と思い、少々物申してしまった。国内の学会の仕事はみんなもっと減らしたほうがいいと思うのだが……。