隠れ家・穴場的な駒場野公園でお花見

たつをさんに誘われて駒場野公園でお花見。J 社の松田さん、お名前(と武勇伝?)は前々から聞いていたが、お初にお目にかかる。なるほど、とちょっと納得(?) ゴーギャンさん、こちらもお名前はお伺いしたことがあったのだが、ご夫婦でいらしていて、ほのぼのという感じであった。確かにみなさんキャラが立っている(笑)

実は学部1年のとき(1998年)駒場に半年だけ住んでいて、それが初の一人暮らしでもあったのだが、駒場野公園は近かったのでよく行っていた。いちばん足繁く通っていたのは入学してからの半年で、教室に人が多すぎて息苦しく、よく抜け出しては駒場野公園でぼけーとしていたのである(お弁当食べたりもしていたけど)。駒場野公園周辺は都立国際高校とか大学入試センターとか、あとは区の体育館とかいろいろな施設がある場所で、静かだけど人がいてなんとなく居心地がいい。

駒場野公園とまぎらわしいのは駒場公園で、こちらは東大駒場キャンパスの裏手なのだが、こちらもよく通っていた。こっちは木が茂っていてうっそうとしているので、たそがれたいときとか思索に耽りたいときはいいのだが、なんか泣きたくなりそうな感じ(悲しい思い出が多いせいかもしれない)なので、駒場野公園のほうが好きである。

代ゼミにいたときも授業抜けてよく明治神宮に行っていたし、武蔵にいたときも濯川(構内に川が流れているのである)とか大学の図書館に逃げ込んだりしていたので、自分はそういう心落ち着ける場所が近くにないとつらいんだろうなぁ、と思った。完全に田舎というわけではなく、都会なのだけどオアシス的に緑がある、そんな感じのところが好き(都会から逃れられないのは、そういう環境で育ったせいかもしれない)。

六本木も来るまではオフィス街だと思っていて、ちょっと抵抗感あったのだが、ミッドタウンは裏手に檜町公園という都会にしてはそれなりに大きな公園があって、ここを毎日通って出社・退社できるので、とても満足している。週末は割とこの公園で夫婦ぼーっと子どもたちを見ていたり。この前広末涼子らしき人がいたのだが、いなくなってから「あそこに広末っぽい人いたの気がつかなかった?」と言われてちょっと悔しかった。でも「近くで言ってじろじろ見て、本人だったら彼女嫌かもしれないでしょ」と言われて納得。研究で作るスライドによく広末涼子を例として出すのだが、使う例で世代(青春時代)が分かるらしい。むむ、自分も長澤まさみとか石原さとみとかを使うべきか。話が逸れたが、ミッドタウンから赤坂・乃木坂(青山一丁目)方面は静かで落ち着いていていいところだと思う。

奈良は東京ほど都会ではないし、避難場所は必要ないだろうが、NAIST での隠れ家的なものといえば学食2階がいいスポット。喫茶店なんだけど飲食物持ち込み可なので、1階でお茶汲んできてのんびりしたり、購買でコーヒー買ってまったりしたり、ときどき気分を変えてカフェオレ注文したり、割とここも居心地いいのである。(書いたら隠れ家じゃないかもしれないが、もう D3 でそろそろ卒業だし、自分ひとりの場所ってわけでもないし……)

さて、お酒飲んでいい気分になったので、夫婦2人でお暇する。途中せっかく駒場に来たのだからと、「みしま」でたこ焼きともんじゃ焼き食べた。久しぶり〜。実は中に入って食べるのは初めてかもしれない……(いつも外で買って食べていた) たこ焼き12個で昔300円じゃなかったっけ?と思ったのだが、350円でも十分安い……。