研究の成果を還元したいけど

なぜか午前4時に目が覚めたので仕事をする。2ヶ月前が〆切の仕事にようやく着手し、結果を送付する。やはりこういう何も邪魔が入らない時間でないとできない仕事がある。次から次にメールが来るし……。

午前中は知人の紹介でフリーのインターネットメディアの方からの取材。最初お1人かと思いきや(こちらから見たら、全然関係ない方と)2人で来るという話で、そういう話なら断ったかもしれないので、始まる前からちょっと不安な感じ。

内容に関しては、自分の知らない情報を教えてくださる記者さんとは、話していて有意義な時間であり、こちらも有益なことを話したいと思うし、そういう人の方が多いのだけど、「ここから先は記事にしないでほしいのですが」と言った瞬間から2人とも激しくキーボードを叩き始めたりして、基本的な信頼関係を築くのが難しい。最後、次に話を聞いた方がいい人は誰ですか、と言われて一応名前を挙げたのだが、その後「紹介してほしい」とメールで頼まれたのは、さすがに丁重にお断りした。むしろ「こういう人から問い合わせが行くかもしれないが、自分から名前を挙げてしまったが、応じる必要はないし、名前を挙げてしまって申し訳ない」と一報しようと思ったくらいなので……。

午後は自然言語処理の応用の勉強会。人数が多く、発表練習があったせいもあるが、13時から17時までほぼ4時間。有意義な議論ができていると思うが、研究室の人数が多いのはどうすればいいんだろう。

あと、外部の方の見学があり、今後も参加したいのですが、とおっしゃっていただいたのだが、さすがに首都大に所属していない(かつ共同研究を結ぶわけでもない)方の進捗報告への定常的な参加を認める、というのは違うように思い、基礎勉強会以外の参加はお断りする(裏返すと、基礎勉強会への参加は社会貢献の一環だと思うので、企業の方の参加も認めている)。定年後に自然言語処理の勉強をしたい、と相当意欲のある(実際にコードも書いている)方で、在学生の刺激にもなると思うし、研究生等の学生として所属していただく、あるいは共同研究等結んでいただければ問題ないのだけど……。