学生同士だと片言の英語でも通じる

今日が娘の初登園日である。たまたま午前中に用事のない火曜日で、妻も用事があったので、自分が保育園まで連れて行くことに。泣くかと思ったら全然そんなことはなく、拍子抜け。

しかし連絡ノートの書き方がよくなかったようで、いろいろ教えてもらう。連絡ノートってサンプルが公開されているわけでも、書き方を最初に教えてもらえるわけでもないので、これを最初からちゃんと書くのは難しい。(たった2時間の保育なのに、B5ノートに半ページほど娘の様子を書いてくださり、これ相当手間がかかるのではないか、と思ったり)

娘が保育園にいる間、自分は他の用事をしていて、自分的にはこちらの用事が11時には終わって帰宅し、残りを妻に引き継いで出勤するつもりだったのだが、想定外に待たされて帰宅するタイミングがなく、結局12時半に娘を迎えにいく。顔見知りもせずずっとニコニコしていたようで、ほっとする。(しかしこれは疲れて爆睡するコース)

午後から研究室に行く。今日から3週間(実働2週間)台湾の国立曁南国際大学の学生が2名来るので、自己紹介やタスクの決定をしたりするのである。名前だけからは性別が不明であったが、男女1人ずつであった。M3とB4が1名ずつだったが、2人とも自然言語処理は関係ない研究テーマだというし、いつもCでプログラムを書いている(Unix の使用経験もない)らしいので、ちょっと厳しさが漂う。

誤り訂正タスクと機械翻訳タスクを準備していたのだが、どちらがいいか、と尋ねると、機械翻訳タスクがよいとのこと。しかし日本語が分からないらしく、考えていた日中の翻訳は無理とのことで、日本語を介した英中のピボット翻訳に取り組んでもらうことになる。モデルはあるからあとはそれをつなげればいいだけだが、シェルスクリプトどころかコマンドラインの操作にも慣れていないようで、2週間で完成すればいいけど……(11/19に最終報告会があり、そこで発表するポスターを作ることを考えると、来週中には終わっていないと間に合わないような?)

日本語があまり分からないということで、学生に英語で自己紹介や研究紹介をしてもらったのだが、今後みんな順次国際会議で発表したり聴講したりすることを考えると、もっとこういう機会を増やさないとな。インターンをしていたときもそうだったが、学生同士だとだいたいどの国でも体験や趣味は似ているので、英語が苦手でもけっこう通じるものである。日本人学生で英語に苦手意識がある人は、ほとんどの場合英語を読まなさすぎ・書かなさすぎ・聞かなさすぎ・話さなすぎなので、少し時間を使って集中的にやるだけで、相当改善されると思うし、学生のうちにどんどんチャレンジしてほしいものである。

手っ取り早いのは、英語圏でなくてよいのでしばらく日本語の通じないところで生活することだと思う。首都大は短期の留学制度は割と整備されているようなので、誰かしばらく行かないかな?M1は授業があるので、行くとしたらB4かM2/Dだが、B4だと勉強会があるので、事実上行けるのはM2かDの人だけかもしれないが……。(あるいは授業はM2でも取ることにして、M1で行く)