縁は異なもの味なもの

最近は娘が明け方にウンチするので、ウンチの処理能力が上がったように思う。パンパースはメッシュで水分を吸収しやすいのでおしっこで被れたり気持ち悪くなったりしにくい反面、ウンチがあっという間に吸収されてしまうのが難点。

朝は自然言語処理の基礎勉強会。有限状態トランスデューサの話。このあたりのレイヤーの研究をしたいという人がいるといいのだけど、B4で突然この話を聞いて興味を持つのも難しいと思うし、B3くらいで話せるといいのだが……

お昼は研究会の準備。発表をドタキャンした学生がいたので、穴埋めのために急遽入ることにしたのだ。休むことが分かったのが当日の朝なので、お昼休みしか準備する時間がなく、お昼に入っていた Skype ミーティングの予定をキャンセルしたり……。

研究会では自己紹介が2件。そろそろ自己紹介ネタは一巡して、研究の進捗に入ってくるころかな。大学院生は半年に1回数個の研究室が合同で進捗報告会をするし、そうでなくても半年進捗がないというのは考えにくいので、コツコツとサーベイ・実験・論文執筆を進めてほしい。

B4の学生が紹介してくれたのだが、Moses 奮闘記 というブログがおもしろい。統計的機械翻訳システムの Moses をIT分野のマニュアル翻訳に適用した、という話。英日翻訳で BLEU スコアが 0.92 というのは高すぎる気がするのだが、この分野で、かつ既存の大量の対訳コーパスがあるならありうるのかもしれない(ブログ後半に誤り例などが掲載されている)。初心者にも分かる機械翻訳入門という記事もあるようだ。

なんだか時期的にあれ?と思うことがあり、記録を辿ってみたら、自分もこちらの会社にお招きいただいて機械翻訳勉強会の講師としてレクチャーしてきたようである。こんなところでつながっているのか〜。

述語項構造解析の説明をしたりしていると、やっぱり自分は研究が好きなんだなぁ、としみじみ思う。継続的に研究のできる体制を模索していきたい。