家事と育児の可視化と夫婦のマトリックス

午前中は2人でこれから1ヶ月ほどの家事育児について相談。まずお互いのやっている家事および育児を項目ごとにポストイットに書き出す。自分も妻も、それぞれ10前後リストアップ。次に「夫でないとできないこと」「妻でないとできないこと」「夫婦のどちらかでないとできないこと」「誰でもよい(が誰かがやらなければならない)こと」の4種類に分類する。今日の議題は、「誰でもよいこと」をどうするか。

結局「誰でもよいこと」に分類されたタスクのほとんどは、毎日やらなければならないことではなかったので、ある部分は自分たちでやり、ある部分は暫定的に母に、そしてある部分は週1で産褥ヘルパー(ドゥーラ)に頼もう、ということで合意し、早速ドゥーラの予約を入れる。とりあえず7月一杯で授業も終わるし、そのころには段々生活リズムも安定してくると思うので、ゆるゆるとやっていきたい。

昼間は武蔵境の保育園の予約。妊娠中に見学すると、予約は産まれてからまた来てください、とのことだったのである。そして、産まれたその日に電話したのだが、週1日しか見学・予約の可能な日がなく、今日が最短で予約できる日だったのだ。保育士さんたち、感じのよい方々ばかりなのだが、忙しいのだろうなぁ。

せっかく武蔵境に来たので、といろいろ買い物をする。退院してからというもの、自転車で行ける範囲を超えて外に出るのは初めてで、ちょっと興奮する。もしかすると世の中の専業主婦の人たちっていつもこんな感じなんだろうか。

武蔵境駅前のイトーヨーカドーで思わずいろいろ細々としたものを買って散財。これまでたくさん物を買う人の気持ちはあまり分からなかったのだが、外に出られる時間が少ないと、つい買いたくなってしまい、ストレス発散で買ってしまう、という行動も納得……。

帰宅してから昼寝中の娘の様子を見つつ、昼間に買ってきたひよこクラブや AERA Kids を読んだりする。妊娠中はたまごクラブを毎月読んでいたが、こうやって定期的にコンテンツが届くのは(今さらながら)けっこうありがたいものである。ウェブ上で情報を探すとエンドレスになってしまうし、細切れの時間で網羅的に知識を得るのは困難であるが、雑誌であれば紙のスペースの制約があるので、誌面の半分を占める広告を除くと、合間合間の時間に読んでも読み切れる分量なのである。そして、後で読み返すのも簡単。もちろんウェブでもブックマークを駆使すれば同等のことが当然できるわけだが、ある時期を過ぎるとあとで参照する可能性が著しく低い場合、こういう紙ベースで管理するのも悪くない(TODOリストをディスプレイに貼り付けるとか、そういうのと同じ)。

妻の体調が思わしくないので夜中は変形シフトを組む。一応ほとんど2人で回せることを確認したが、夫婦どちらかの体調が悪くなると難しいので、お互い安全運転にしないと……(マージンがあれば、万が一のときは母にヘルプを頼める)。