教えることが楽しくなる瞬間

午前中、アルゴリズム演習の添削。まだ最終課題が残っていたのであった。いろいろと学ぶことの多い授業であった。

SEG(という名前の塾)で世界史を教えてくれた増谷先生が、授業を準備して、学生達に聞いてもらって、質問などの反応を返してもらって、また考える、という繰り返しがとても楽しかった、でも最初はそんなどころじゃなく大変で、SEGで高校生に教えるようになったのが、教える楽しさに気づいたきっかけだった、とおっしゃっていたが、その気持ち、とてもよく分かる。首都大に来て学部生に授業をするのが、自分にとってはそうだなぁ。

大人数を前にした授業というのは、「教える」というより「準備して聞いてもらって、反応を返してもらって、それを受けてまた準備」というのが、自分の感覚に一番近い。1単語で言い表せるものというより、PDCAサイクルみたいな……。まだまだ収束しそうにないのでしばらく楽しめそうである(笑)

昼からメール処理。三連休だったので、たくさん溜まっている。全部で4時間ほど?

夕方は小一時間学内の委員の仕事。ちょっとずつやらないといけないことがあるな〜。年度末は小さい仕事から大きい仕事までいろいろある。

夜に文章を書き始める。そういえば筆頭著者として原稿を書くのは久しぶりである。というか、単著で書くのは博士論文以来であるような気も。

原稿は書き始めるまで思い切るのがしんどいが、書き始めると書くことはけっこうあるのであっという間に時間が過ぎる。最近原稿を書くことに対して億劫な気持ちが先行していたが、書いてみると楽しい。ちょっとずつリハビリしていこう。