英語学習支援の論文が国際会議に2本採択

朝9時から大学で Polycom 会議。会議室に Polycom があったので、会議室を予約すれば使えるのかと思いきや、Polycom のリモコンが入っている棚の鍵は事務室で借りないといけなかったようで、焦る。10分遅れで合流できた。最近 Skype 会議ばかりだが、やはり Polycom のほうが画像・音ともによいな〜。「でも、お高いんでしょう?」と思ってしまうが……。

昼はうちの研究室の博士前期課程の受験希望の人とご飯。できたばかりなのに、どこで知ったの? と思ったら、知り合いが他の研究室にいるらしい。なるほど。首都大は数学と英語と面接だけで、数学の過去問は事務室で過去3年分もらえるし、英語は TOEIC/TOEFL でいいので、外部の人も受けやすいと思う (たぶん、レベル的にも……)。ただし、博士前期課程 (修士) に入学してくる人に関しては、情報系の基礎知識はあることが前提なので、情報系以外から情報系に来たい人は NAIST のような大学院大学に行った方がよいだろう。

研究会では Microsoft Research CORE プロジェクトで一部支援を受けて取り組んでいる英語学習支援の研究テーマで投稿していて、ACL という自然言語処理のトップカンファレンスに採録が決定した2つの研究を紹介 (来週北京でこれらの研究紹介をしないといけないので、その復習・練習という面もある)。それぞれの論文を書いていた2人とも、〆切ぎりぎりまでだいぶがんばっていたので、通って嬉しかった。おめでとう。自分自身は、日程を調べてみたら、ACL の前に大学院入試、直後に教授会があるので、遅くとも本会議 (3日間) の2日目の夕方には空港に行かないといけないというスケジュールで、行くとしても弾丸日程になりそうだが……。

自然言語処理の基礎勉強会は「言語生成」と「言い換え技術」。大変懐かしい。たまたま今回紹介した研究内容も、片方は言語生成に関する内容、もう片方は広い意味での言い換えに関するものだったので、補足説明をしたりする。単なるキーワードに過ぎない簡単な内容のように思えるが、色んなところで (手を変え品を変え) 最新の研究テーマにつながっているのだということが伝わるといいな。

午後はプログラミングチュートリアルの予習。なんだかんだいって研究室の人たちと一緒に同じプログラミング課題をやっているので、毎週1時間でもコードを書く時間があるのはよいものである。(この1年間は1週間コードを書かないことも頻繁にあった)

夕方から5時間ほど国際会議投稿予定の原稿添削 x2。けっこう時間がかかる……。