誰かと一緒に仕事をすると学びが多い

なんだか最近色んな人が自分を探しているらしいので、そろそろ研究室に出勤する時間をどこかに貼り出したほうがいいかもしれない……。

午前中は英文誤り訂正タスクのミーティング。着々と実装が進んでいる感じ。少しずつ研究的にトライできそうなところも見えてきて、今後が楽しみである。研究を始めたばかりの人に言いたいのだが、とにかく最後まで出力できるものを一度作って、それから細かい作り込みをしたほうがよい。最初から全部作ろうとすると大変だし、最終的なイメージが見えないので予想外に時間がかかるのだが、一度動くものを作ればいつでも前に戻れるので (バージョン管理システムあるいは Dropbox など自動でバックアップしてくれるシステムを使えば、だけど)、大きな仕事を小さく分割することができるのである。

もちろん、大規模で複雑なシステムを作るときはしっかり設計して一気に書くこともあるだろうし、そのときは準備に時間をかけて必要な機能やデータ構造を最初に決めて作るだろうが、たぶんそれは博士論文を書くくらいの意気込みで作るシステムであって、最初からそんなにがんばらないほうがいいと思うのだ。その前に一通り小さなシステムで経験を積んでから挑戦した方がスムーズだと思うし、1人ではまって壮大に時間を使うより、何人かで開発する体験をした方がさらに楽に作れるのではないかな。(自分自身、もっとできる人の隣に物理的に坐っていろいろ見せてもらうことで勉強してきたし)

昼からペアプログラミングでコード書き。最初は Python で書かれたプログラムのデバッグだったが、途中から Ruby で書かれたプログラムの機能拡張になる。Ruby の構文をよく分かっていないので1-2時間ほどはまったが、なんとか意図した出力を得ることができた。これも、もっと時間のあるときにできたらよかったのだが、とりあえず3月末までに直接お手伝いできるのがあと2回くらいしかなく、奈良を離れる前になんとかしようと気になっていたので、一段落するところまで持っていけてよかった。

夜は雑用。自分は大学での仕事はあまり雑用だと思うことはないのだが、前々から言われていればちゃんと用意していただろう書類をあとから用意するよう言われるのはさすがに脱力。とはいえ、実は去年も同じようにあとから言われて忙しい中不毛な時間を費やして同じことをしたのに、きれいさっぱり忘れていて今回もはまった (言われて「そういえば去年はそうとう面倒くさかった」とフラッシュバックし、実際今回もたいへん面倒くさかった) ので、これは学習していなかった自分のせいだが……。

ちなみに、3月末で退職するからといって日常業務を断るのはよくないと思うので、年度内の仕事は基本的に最後までやる所存 (明日も学内の仕事を優先して、国語研のワークショップには金曜日のみ参加予定)。さすがに、新年度の仕事は申し訳ないが断らせてもらっているが……たとえば4月以降の授業とか……(汗)。

終電を逃すまいとがんばって帰宅。来週までに冷蔵庫の中を空にしないといけないので、鍋を作ったのだが、なんだか味つけが変。何が悪いんだろうか……(いつも少し白だしを入れるのだが、今回は昆布だしだけで作ったからか?)