松本研を卒業するということ

朝、JR 奈良線で京都駅に行こうとするが、大幅に遅延していたので新幹線の予約を遅らせる。ただでさえ20分に1本しか来ないので、近鉄の駅まで歩いて行ったほうが早かったような気がするが……。浮いた時間で近鉄京都駅改札下の京都 北山 マールブランシュカフェ に行ってみる。開店早々だったので空いていて、ゆっくり新幹線の時間を待つことができてよかった。30分もしないうちにほぼ満席になってしまったが、お茶もフレンチトーストもおいしく、すぐ埋まるのは分かる。いつもは時間のあるときは近鉄京都駅改札横の illy に入るのだが、こっちも試してみてよかった〜。空いていたらまた来よう。

午前中、学生課で修士と博士の修了証明書をいただく。最近よくこれ発行してもらっている気がするので、学生課の方々にはいつもお世話になっている。日本学術振興会の特別研究員は日本学術振興会とも大学とも雇用関係にないので在職証明書を出してくれないそうだが、電話してみると

  • 申請者の氏名・生年月日
  • 採用期間
  • 研究指導者
  • 研究課題
  • 研究奨励金額(月額)

の証明書は出してもらえるそうなので、郵送でお願いする。これは以前申請した記憶がないので、ちゃんと発行してもらえるかどうか気がかりではあるが……。

昼は電話会議。Skype を使っているのだが、なぜか向こうで音がときどき切れるようだ。他の人と Skype するときはこういうことはないのだが、相性問題だろうか……。とにかく今週末に時間を作って Tcl/Tk のデバッグをする必要がある。

午後、[twitter:@seijik42] くん、[twitter:@pavlocat] くん、[twitter:@otoritori] くんの3人が研究室を訪ねてきてくれる。3人とも実家が関西なのである。卒業生がこうやって研究室に顔を出してくれるのは嬉しいものである。まだ同期が D1 として研究室にいるので来やすいというのもあるだろう。同期が一人もいないとなかなか来にくいだろうし、スタッフ以外全員卒業して知らない人になってしまった、という人もいるだろうし……(いま学生でいちばん長くいるのは D2 の [twitter:@shirayu] くんと [twitter:@tetsuokxxx] くんの2人で、2人とも2009年入学である)

来年度は松本研20周年記念で、4月に記念パーティーを計画していると松本先生がおっしゃっていたそうだが、ちゃんと準備は進んでいるのだろうか? (ゴールデンウィークの日程も分かっているので、日付を決めるなら早めに決めておいたほうがいいような気がするのだが……)

夕方は共同研究のミーティング。[twitter:@keisksS] くんが進捗報告をしてくれる。この研究テーマ、今年度の新しい取り組みの一つなので、結果が出てくれるといいな。北京は最高気温が零下らしいが、最低気温が零下の京都でも凍えそうなので、自分は北京では生きていけなさそう……。

夜、3月のオープンキャンパス向けのデモ紹介文をチェックしていたのだが、松本先生がデモを試されたようで、止まっていることが分かった (!) ので再起動。年末にデモサーバを Ubuntu 12.04.1 に更新したとき、Apache 2 の設定の移行に失敗していたようだ。いつも思うのだが、直々に逐一チェックされているところがすごい (タグ付けもよくご自身でやってらっしゃる)。デモで挙動不審だった点をデバッグし、結局裏で読んでいる辞書引きツールのライブラリがパスに見つからないので動かなくなっていることを突き止め、./configure --disable-shared --enable-static でビルドし直して解決。これもメンテナンスしていた人が卒業してサーバごと移動したことに起因するものだが、なかなか卒業前の短時間で手離れよくするのは難しいよなぁ。

今日が仕事初めなので、自分が帰宅するまでに言語処理学会年次大会 (1月15日23:59〆切) の原稿のドラフトを送ってもらうことにしていたのだが、結局研究室を出るまでに送ってくれたのは (午前中に送ってくれた) 1人だけだったので、ちょっと心配する。終電で帰ったため、家に着くまでには半分以上の人が送ってくれたので、取り越し苦労で一安心。

ただ、もう10日ない (うち2回週末があるので、最終日を除くと5営業日しかない) ので、まだ全体が埋まっていない人はとにかく全体を埋めることに全力を尽くしてほしい。1日1往復できたら5往復できるのだが、恐らく自分のスケジュール的には2日で1往復くらいしかできないので、今日原稿をもらっていても最大3-4往復しかできないだろうが、第1稿が遅れれば遅れるほど、往復できる回数が減るので……。(少なくとも自分との間で最低3往復、他の共著者との間で最低1往復してもらうようお願いしている)