研究成果をコミュニティで共有する

海外から問い合わせがあったデータに関する詳細の公開作業。[twitter:@pavlocat] くんにお盆休み返上で作業してもらって申し訳ないが、他の人に興味を持ってもらえる研究をする、というのは有意義なことである。

オープンソース開発に参加していたときやパッチを公開していたときも海外からちょくちょく問い合わせが来ていたが、直接反応がもらえるというのは嬉しい。[twitter:@tomo_wb] くんと@pavlocatくんががんばってくれたおかげで世に出すことができたので、非常に感謝している。どんな仕事でも、誰かの役に立てるというのは幸せである。

午後、国際会議の原稿のストーリーを練り直す。切り方次第でどう見えるかが違うのだが、要は実験の部分以外はだいぶ書き換えたりしなければならないこともあり、悩ましい。せっかくがんばって書いてもらった部分が使えなくなるのも申し訳ないし……。

夜見たプロフェッショナル仕事の流儀の内容、深く身につまされるものがあった。JRの駅構内のお弁当販売店のマネージャの方の特集で、どのようにお弁当を売るか、気持ちよく買ってもらい、売ってもらうか、という話。売る人目線ではなく、買う人目線で売る、というのはなるほどと思わせる。現場がいちばんよく分かっているから、現場に大幅な裁量を持たせるとか、1日に必ず1回は担当店舗を回って実際にお弁当を売るとか、一つ一つ聞くとあっさりしているようだが、行動できるというのがすごいと思うのだ。

自分も現場から離れないようにしたいなぁ。どうやったらいいのだろうか。