毎日1時間の会話が円満を保つ秘訣

始発 (5:23) の近鉄で京都駅に行き、特急はるかに乗って関空へ。シャトルタクシーがあると教えていただいたのだが、長時間車に乗るのがちょっと体調的に不安だったので、帰りに余力があったらトライしてみよう。(特急もあまりシートがよくなかった)

チェックインには団体客がものすごく (100人近く?) 列んでいてびびったが、ウェブチェックインを済ませていたので一瞬で終わった。帰りはプリンタがないのだが、PDF を iPad で表示すればいけるだろうか。さすがに帰りもあんなに待ちたくないし……。

ゲート付近で松本先生と合流。実は今週が NAIST の入試なので、今年の様子を聞いたりなど。蓋を開けてみないとなんとも言えないが、今年もたくさん来るのだろうか……。松本先生は定年までしばらくあるので、まだまだ一仕事二仕事されたいそうで、博士に進学したいという人もウェルカムだろうし、しばらくこの傾向は続くのかな (3年連続研究室の定員超過したら、さすがに一過性の現象ではないだろう)。松本研もあと4-5年もすると博士を最後まで面倒見れなくなったりするので、そうなったら元の水準に減るかもしれないけど。

済州島関空から直通便が出ていて、1:40で着くので本当にあっという間である。座席は狭いが、これくらいの時間ならなんとか (東京に行くのより速いし)。

空港に着いて韓国ウォンを入手しようとしたが、近くにあった ATM では日本のキャッシュカードが使えず難儀。インフォメーションデスクで教えてくれた国際キャッシュカード対応 ATM に行くとすんなり下ろせた。300,000ウォンだと足りないかも? という話だったので 500,000ウォン (日本円的には3.5万くらい) 下ろしてみたが、桁が1つ違うのでなんだか変な感じ。

リムジンバスで1時間弱、松本先生とチュートリアル・レセプション会場のホテルまで移動。博士の学生はとりあえずジャーナル書いてほしいという話。そういえば匿名希望の OB の方からも、最近研究室の年報が薄いので、博士の学生さんたちもっとがんばってくださいという激励をいただいたので、該当する方々 (でちゃんとネタがある人) は努力されたし。

とりあえず自分はチェックインしたかったので松本先生と別れ、徒歩でホテルに向かう。全部で7室しかないペンション風のホテルを Agoda で予約した (もともと Expedia で検索していて、Expedia で予約したかったのだが、Agoda でないとそこのホテルは予約できなかったので、仕方なく Agoda を使った) のだが、クレジットカード会社から「あやしい取引を検出したのでただちにオンラインでログインして確認し、電話をください」とメールが来たり、なんか前途多難な感じはしていたのだが、一応 iPad にホテル周辺の地図は入れていたし、位置関係は確認していたので、歩き出す。

炎天下の中1時間ほど歩いてホテルに到着。ときどき「この道でいいのか」と不安になることはあったが、とりあえずほとんど迷わずに最短経路で来られたようだ。

汗だくになったのでシャワーを浴びたのだが、日射病か熱射病か分からないが、縦になると気持ち悪くなるので、水分を補給して日差しが弱くなるまで待機。夕方になってからレセプション会場まで歩いて時間を計ったが、結局1時間かかる……。毎日歩いて通えるところを選んだつもりだが、さすがに往復2時間は厳しいかなぁ。

レセプション会場に1時間ほど滞在し、来たのと同じ道を歩いて帰る。途中セブンイレブンでお茶を買う。韓国語は全然喋れないのだが、片言でも使ってみたりすると喜ばれる。もっと勉強して来ればよかったな〜。自分の通っていた中高は中3で第二外国語が選択できるので、何語を選択するか参考にするため、中2のときドイツ語・中国語・韓国語をそれぞれ NHK ラジオ講座で1年間聞いていたので、ハングルを読むくらいは覚えているのだが、単語や文法はほぼ全部忘れてしまったのである (覚えるべき文法項目はそんなになかったので、どれだけ単語を覚えるかだと思うけど……)。

夜、妻と Skype で電話。といっても妻は Skype を使えないので、自分が Skype クレジットを購入して Skype out でかける (日本の携帯にかけると1時間600円ほど) のだが、iPhone で夜に電話しているとなんだか懐かしい。一緒に暮らすようになって、つまり電話で毎日話す必要がなくなって3ヶ月になるが、それまでは日本にいてもアメリカにいても、毎日こうやって1時間話していたんだなぁ。いまは夜帰って練るまで2-3時間は一緒に起きているが、お互いお風呂に入ったりするので、結局話しているのは1-2時間かな? ときどきは電話もいいものだと思った。