TOEIC のリスニングで確信を持って答えを塗りつぶすためには

朝起きて人生初講義。これまで講演はやったことがあるものの、純粋に講義するのは初めてなのである。

どういう人が来るのか分からず準備に難儀したが、蓋を開けてみると研究室の関係者が3人、残りの5人は研究室外の人で、研究室の学生の人たちは「ほとんど全部内容は知っていました」ということだったが、研究室外の人の知らないことは伝えることができたかな、と……(研究室外の人が半分以上いる前提で説明しないといけないのだ)

しかしながら、講師とか准教授になったらこんな講義を毎週2コマ前後やらないといけないのか、と思うと……(絶句) 1年目にストレスで胃に穴が空いて倒れると思う (なにせ小学校のとき2ヶ月受験勉強しただけで胃潰瘍になったくらいだ)。数人を前に喋るのはよいが、話す相手が3人を超えたところから自分は一気に鬼門ゾーンに突入するな〜 (汗)

午後は TOEIC の試験監督。去年までは教務担当の人 (NAIST の教員は「広報」「入試」「教務」の大学運営に関する3種類の仕事の中のどれかをやらなければならない。誰がどの仕事を担当するかは誰が決めているのか分からないが、少なくとも自分に関しては松本先生は関与していないらしい) がやっていたそうなのだが、若手教員が海外に行ってしまったり、都合がつかなかったりだとかで人数が不足していて、今年度からは教務担当以外の教員も含めて各研究室の助教の人が年1回やることになったそうだ。

自分は以前試験監督をやったことあるような気がする (開封したテストの数を数えたりした記憶がある) のだが、過去のメールを見てもそれらしい記述がない。おかしいな〜。記憶違いにしてはありありと覚えているのだが……と思ってあとで調べてみたら、研究室内の SNS に記録が残っていて、どうやら2008年の1月にアルバイトで学内 TOEIC の試験監督をやっていたらしい。記憶違いでなくてよかった。

TOEIC の試験監督、リスニングのときはよいのだが、リーディングの時間がやたら長いので、眠ってしまわないかと心配だったが、なんとか大丈夫だった。リスニング、昔 (TOEIC を初めて受けたのはシドニー大学への留学から帰国した直後の2003年) は聞き取れないところも割とあったのだが、最近は聞き取れないようなのはほとんどないなぁ。たとえば修士くらいのころまでは、リスニングの3択問題で、正解だと思っても聞き取りに100%の自信がなくて最後まで聞かないと塗れなかったが、いまは1番目あるいは2番目の選択肢を聞いて「これ以外に答えはない」と確信して塗りつぶせるし、どの引っかけなのかも分かるようになった (引っかけパターンを「TOEIC 対策」とか言って学ぶ人もいるのだろうが)。

英語力伸びるのは自分としては明らかに日本にいるときなのだが、日本にいて英語力を伸ばすためにはときどき海外に行って英語を使 (って英語力がないとマズいという危機感を味わ) わないといけない、というジレンマがある。学生の人なんかは、年1-2回海外に短期間行くだけで語学が飛躍的によくなるわけがない、と思う人もいるかもしれないし、確かにそれはその通りなのだが、行ったことがきっかけで日本で多少意識して勉強したり英語を使うようになったりするので、そういうきっかけ作りは思った以上に大事なのではないかと思う。(特にリーディングとリスニングについては、相手が不要だから、日本でも継続しやすいので。)

来年からは、奈良にいてももっと英語を使おうと心に決める。まだ自分自身英語で論文を書く能力は未熟だと思っているので、一度本腰を入れて勉強したい。(どこで本腰を入れるかだが……)

夜、電話会議。想像以上に深刻な感じだが、善後策を考えるしかない。とりあえずいまのプロジェクトはいまのプロジェクトで1回まとめないと……。

疲れを癒しに銭湯に行って体重を測ったら、そろそろ70Kgの大台が近かった。10月末は65Kgだったのに、タイに行って帰ってきてから胃拡張しているのだろうか……! (確かにそんな気はする。行く前は7月前後の逆流性食道炎疑惑もあり、1.5人分食べたらお腹いっぱいになっていたので、3人前作って2回に分けて食べていたが、タイから帰ってきたらまた3人前作って1回で食べ切ってしまうように戻ってしまった)