食べてすぐ寝ると牛(=逆流性食道炎)になる

朝起きると喉が痛いのはだいぶ取れた。刺激があると咳がまだ出るが、昼間は問題なかろう (いつも夜になると咳が出たり鼻が詰まったりするのだ)。

午前中休みにして市役所と警察へ。住基カード、すぐ発行してくれるのかと思いきや、後日受け取りらしい。面倒くさいが、これがあればセブンイレブンで住民票や印鑑証明が発行できるので、また来るか……(セブンイレブンは車がないと徒歩1時間コースだが)

生駒のジャパンブックスに来たらうさぎドロップの9巻が置いてあるかと思ったのだが、空振り。生駒周辺の本屋6軒目なのだが、どこも置いていない (かろうじて登美ケ丘のイオンのヴィレッジヴァンガードには置いてあるのだが、全巻セットでないと買えない……)。おとなしく Amazon で注文するか。漫画は Amazon で買わない主義なのだが……

生駒警察署、軽自動車は車庫証明ではなく保管場所申請なので、その場で交付。値段も普通自動車が2,100円なのに対し500円。楽でいいのだが、結局30分待ち。窓口の時間〆切ぎりぎりだった。

午前中は耳鼻科にも行こうと思っていたのだが、結局行かれず。午後の診察、16時からなのだけど……。研究室に来てからも、ハンコを押したり郵便物を出したり、雑用 (と言うかなにか分からないなにか) で時間が過ぎる。連休明けだからだろうか。

午後からICML 読み会。個人的には@__yuyay__くんの紹介した Large Scale Text Classification using Semi-supervised Multinomial Naive Bayes がおもしろかった。

やっていることは無茶苦茶単純で、ラベルありデータから学習するモデルとラベルなしデータから学習するモデルを分離し、頻度の計算だけ大規模ラベルなしデータから学習すると、精度もすごくよくなり、かつ学習も高速で、万々歳、というお話。統計翻訳などで使われる noisy channel model で言語モデルは大規模ラベルなしデータから推定できるという話があるが、それと全く同じで、言語モデルの部分だけ取り出して大規模データから学習しました、ということ。こう書くと本当に当たり前かつ単純なのだが、言われてみるとなるほど確かに、という感じで、naive Bayes 自体は実世界でも広く使われている手法だし、それに言語モデルを (単純に) 組み合わせるとさらによくなる、というのは実用上も効果があるわけで、そういう意味でよい論文だと思う。

夕方の診察に行くため、読み会は中座して病院へ。予約したらすんなり入れた。なにやら扁桃腺が腫れているが、治りつつあるようで、抗生剤の効きが弱いようだから、少し強い抗生剤を出しておきましょう、とのこと。

喉につっかえ感があるのだが、それは胃酸が逆流しているかもしれない(逆流性食道炎)ので、食べてすぐ横になったりお酒を飲んですぐ寝たりしないように、とのこと。心当たり、ある……。「もうそういう歳なので気をつけてください」と言われ、ちょっとショック。

6月の頭くらいから起きる時間と寝る時間を早くしたのだが、9時から1時間電話して10時にご飯を食べ、翌朝7時に起きるので11時に寝ようとすると、食べてすぐ寝ることになってしまうのだ。こういうところに副作用が出ているとは。

親から「食べてすぐ寝ると牛になる」と繰り返し言われていたのだが、牛にならなかったのは若かったからで、やっぱり食べて2時間は横になってはいけないと……。弟も胃腸が弱く、先日帰ったとき「胃が弱いから毎日キャベツの千切りを食べている」「夜に肉を食べると逆流してくる」「逆流してきそうになったら逆流する前に1時間くらいサイクリングに出かける」等々言っていて、さすがにそれは胃が弱り過ぎだろう、と思っていたが、いまではその気持ちが分かりすぎる (今晩も食べたあと食道がつかえた感じになったが、10分くらい散歩したら収まってきた)……。

一難去ってまた一難、だなぁ。