自分を成長させるには武者修行が一番

2月1日から共同研究のため東京出張。今度も赤坂住まい。今回は滞在が2ヶ月と比較的長いので、近くのスーパーの場所を確認したり、自宅から必要な物品を送ったり、いろいろとやることがある。

これから2ヶ月(月1-2回程度帰ってくるが)奈良から離れるので、研究室のみなさんと少し話す。特に就職する M2 の人とはこれが最後かもしれないので……。どうぞ就職先でもお元気でご活躍ください。

夏休みにかけて3ヶ月くらいアメリカに行こうと昨年秋くらいから考えていたのだが、yotaro-w くんや manab-ki くんから「じゃあ今年は半年くらい奈良にいないんだ」と指摘されて、そういわれたらそうかも、と思う。まあ就職したらこうやって外に自由に出て行ったりすることもできなくなるだろうし、子どもができたら簡単に身動きとれなくなるだろうし、若いうちに武者修行しておきたいのであった。

2008年の初夏-晩秋はなんだかんだあってずっと奈良にいたが、結局国際会議に投稿したわけでもないし、ジャーナルを投稿したわけでもないし、なにかコード書いていたわけでもないし……(でも学生だからそういう時間の使い方ができたのもよかったかなと思う。時間経ってからも楽しかった夏だなぁと思うし。遊び過ぎたってこと……?)

一応確認したら学振特別研究員的には海外に行くのは(1ヶ月以上のものは届け出れば、1ヶ月以下のものは届け出ないでも) OK で、旅費や宿泊費や日当なども滞在先から出してもらっていいらしい(その代わり、指導教官と受け入れ研究機関長の承認が必要。あと研究にどう関係するのかという指導教官の手による理由書)。

最初 Yahoo! Labs でリサーチインターンができるかと思って(Patrick Pantel さんがリサーチインターンを毎年 Yahoo! で募集していると昨年10月に奈良に来たときに教えてくれたので)いて、(アメリカでのインターンの募集時期である)年明けになったら募集が出ると思う、ということだったので調べていたのだが、どうもYahoo! for Students を何回か調べても出てこないし、今年のアメリカで新人を雇うのはどこも厳しいかもという話は聞いているので、(一応 CV だけは正月明けに送ったけど) Patrick Pantel さんのところでリサーチインターンをするのは諦めたが……

そうこうしていると NEC まで2万人リストラするとか、暗いニュースばかり入ってきて、なんだかなぁ〜 まあ下がるところまで下がったらあとは上がるしかないし、今こそ勉強したり(自分に)投資したりするいい時期なのではないかと思う。

(追記) 聖書の言葉だが、「狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そこから入る者が多い」という言葉があり、その通りだなぁと思う。要は競争の激しいところに身を置いた方が最終的に生き残れる、ということかな。大量採用・大企業でもぬるま湯だと長期的にはよろしくない。自分の行動原理に小さい頃教会学校で習った内容がすり込まれているだけかもしれないが……