検索エンジン戦争

前回読んだ本が期待外れだったので

検索エンジン戦争

検索エンジン戦争

を読む。こちらは逆に2003年以降の流れ(Yahoo!GoogleMicrosoft、そして Amazon の3+1強時代)を詳しく追っていて、非常におもしろく読めた(というか、ここ数日あまり本読む時間が取れなかったのだが、毎日帰って続きが読みたかった)。技術的な注釈も親切についている(知っている人には鬱陶しく感じそうだが)ので、そういうの詳しくない向きにも安心してお勧めできる。検索業界にとっては2004年がターニングポイントだったのかなー。(技術書じゃないので、歴史が嫌いな人には向かない本だと思う)

知らなかった話としては、広告会社のオーバーチュアが英語用に提供しているツールがあって、ある単語を入れるとそれとよく一緒に検索されている単語を表示して、広告を作る人の作成支援をするらしい。あと、そのツールでは同義語の候補の提示なんかもしてくれるそうだ。こういうの(特に前者)って検索クエリログを見ないと分からないと思うのだが、そういうの同梱してやっているんだろうか?