人工知能学会のメーリングリストで知ったのだが、討論会「データ分析からうまれる、広がる研究と交友の輪」がおもしろかった。
データを分析するときの相談
- こういう結果を出したいが,データ解析にあう手法はないかという相談がある
- こういうときは,データを取るときから相談してほしい
- このデータを分析すればこういう結論になるはずだが,分析するとそうならないのはなぜか? → 無茶いわないで‥‥
割と(手法の)ユーザ、つまりお客様になってしまうと、こういう相談ってありがちだよなあ、と思った。もしくは、結論ありきで実験をする人。動機として結論からトップダウンに始めるのは自分は必ずしも悪くないと考えているが、それがうまく行くのは競争が激しい分野で現実に合わない仮説は追試により淘汰される分野じゃないかと思う。人が少ない・偉い人の声にみんな従う・などなどの理由でなんでも言いたい放題の分野だと、恣意的に作った結論がさも正しいかのように横行してしまうので……。