今日も言語処理学会年次大会と同じ会場で「機械翻訳技術のイノベーション」シンポジウムというのがやっていたので聴講しに行く。
午前中はオープンソースの機械翻訳ツールキット Moses の紹介と用例ベースの機械翻訳(EBMT: Example-Based Machine Translation)の紹介。機械翻訳もオープンソースの実装が一昨年公開され、去年くらいから研究では Moses がデファクトスタンダードになった感がある。コーパスさえあれば誰でも1日で自分の機械翻訳が作れる時代になったということで、機械翻訳プログラムを書く人がもっと増えてもよさそうなものだ、と思うのだが、やっぱり対訳コーパスを作成するところがネックなんだろう。用例ベースの翻訳では統計翻訳よりさらにコーパスの分量が必要なようで、個人がやるにはハードル高いだろうな。
昼に全てのトークのスライド入りのパンフレットをもらったので、体調も悪いしお昼に ryu-i さんと山手でラーメン食べて帰る。喉痛い。東京来たらよく風邪を引くので今回は気をつけていたのだが……