バイト先の人が結婚することになったので、結婚記念パーティに呼ばれる。
ちょっと前までは結婚というと大学出て就職して数年経って目鼻ついたらするものだ、なんて思っていたのだが、特に最近になってから、結婚というのも(年齢に限定しても)人それぞれだなと思うようになった。
具体的になんでこう思うようになったのか、自分ではきっかけがあって、あまり人に言うのも恥ずかしいのだが、「銀色のハーモニー」という漫画を薦められて読んだことがあり、(ちょっとネタバレかもしれないが)これに出てきた主人公のおじさんが40歳になってから初めて初恋の人と結婚する、という内容だったのが印象深かったのだ。そう思うと身の回りでも研究者の人はけっこう結婚遅かったりするし、よくよく考えてみると独身の人も多いし、このバイト先の人も両方研究員なので、「大学出て数年」というような年でもなかったりする。人生いろいろ、結婚もいろいろ。(昔「いつも『いろいろ』って言うけど、そう言って説明してくれないと訳分からないからちゃんと説明してよ！」と怒られたことがあるので、それから気をつけているんだけど。)
いろんな意味で心温まるパーティで、自分もちょっと自信がついた。別に急ぐことないんだなあ。
