じゃんけんで負けて泣くのも才能か

新年度で異動の季節だが、自分の組織の話以外は最近急速に興味がなくなってしまった。助教〜准教授最初の2年くらいは、学会に出たりあるいはメール等でも全国各地の教授の先生方から「助教(あるいはポスドク)としてよさそうな人がいないか」という問い合わせが割りとあり、活きのいい人は明らかではないかな?と不思議に思っていたのだが、最近そういう問い合わせをする気持ちが(幸か不幸か)分かるようになってきた。今の AI 人材不足の時代はさらにいい人を取るのは難しいと思うが、そもそも若い人は集まる会に行かないと直接話すことがなく、論文だけでは人となりが分からないのである(大学教員は論文だけ書いていればいいというものではないので、長期的にどういうことをしたいと考えているか、ということを何らかの形で知らないと、教員向きかどうか分からない)。

午前中は小金井公園に行く。急に暑くなったせいか、かき氷がもう売っていて、案の定娘(3歳10ヶ月)が食べたいというので食べたりする。これまで半袖の子は100人中1人(娘だけ)しかいなかったが、今日は2割くらい半袖の子がいて、暑くなってきているんだなあと実感する、

午後は向台公園に行く。「ドンじゃんけん」をいつも娘としているのだが、娘がいつもチョキしか出さないので、自分はチョキかパーだけ出して(チョキはあいこにして盛り上げるために)わざと負けてあげていたのだが、チョキしか出せないのかと思っていたら、妻と初めてドンじゃんけんしていたら普通にグーやパーも出していて仰天。自分が付き合って(接待して)いたつもりが、手加減してくれていたのは娘の方だった……。しかし妻が手加減せず普通にじゃんけんして娘が負けてしまうと、深く傷ついたようでギャン泣きしてしまった。どこまで負けず嫌いなんだか……。でもプロ棋士のような勝負師になるにはこれくらい負けて悔しがったほうがいいと思うし、そういう才能はありそう(自分はその才能がなかった)。

手術をしてからというもの、特に痛みはなかったが運動はセーブしていたのに、今日2回も公園に行ったのが悪かったのか、午後11時ごろ激痛で眠りから覚め、確認したら血が吹き出していた(汗)止血したら止まったが、びっくりした。水曜日から日曜日まで全然痛くなかったのに、常時痛い感じになってしまってつらい。調子に乗るんじゃなかった。