2時間も話をすると手一杯

午前中、のっぴきならない事情で B3 学生の相談に乗る。いろいろ話すと(彼が受けた説明も悪いが)これは誤解ではないかなぁ、と思うところが分かってきて、教員としてではなく人生の先輩としてアドバイスをしたりする。支払調書を見せたり、自分の過去のメールを見せたりなど、自分でないと適切なアドバイスができなかったので、総合的にはいいことをしたと思う。

しかし、他にミーティングや授業などの予定が入っていないと2時間くらいつい話してしまうのだが、1人最大1時間というのを守らないと、他の仕事に対する影響が大きい……(そもそも大学にいる時間が1日6時間半くらいなので、2時間使ってしまうとその日の1/3がなくなってしまう)。あと、研究室の学生に使う時間よりそれ以外の学生に使う時間が多いのは研究室の学生に申し訳ないので、今後は少し調整しないと(具体的には研究室の学生でないなら、1人1時間を厳守)、という気がする。

そういえば、前も印税について書いたことがあるが、専門書は初版2,000部みたいな感じで、本の価格を3,000円、印税を10%とすると、著者(ら)に支払われるのは 2000 × 3000 × 0.1 = 60万円というところで、複数人著者がいたらこれを分配するわけで(デザイナーがいたらデザイナーにも印税を払う)、時給換算すると最低賃金を割るのでは? と思ったりする。まあ、お金のために書くわけじゃないので、それでもいいと思うけど、お金のために書く人にとっては結構厳しいのではなかろうか?

午後は教授会。断続的に合計4時間。木曜日はほとんど会議で終わってしまう。大学院教務委員長の仕事もまた一つ片付いた、だろうか。

少し緊急で、昨日の19〜21時に開催された保育園の運営会議の議事録を作成する。水曜日の夜に運営会議をして金曜日に全体で審議する、というのが割と無茶な設定なのだが、全員仕事のある人たちなので他にやりようもなく。ここで承認されなければ、今年1年間かけて毎月2時間議論してきたことが水の泡なので、少し無理をして資料を作成したりする。