如月は大学院は火の車

いろいろあって午前2時からメール処理をしたり ACL の原稿にコメントをしたり(3本)。睡眠時間を削りでもしないと、添削をするための時間がほとんど捻出できない。しかし睡眠時間を削ると体調を悪くしがちで、体調が悪くなると一家全滅のリスクが上がるので、とにかく細く長く息も絶え絶えに続けるしかない。

午前中は EMNLP 読み会。ショートペーパーを紹介する人に言いたいのだが、ショートペーパーは手法の詳細が省略されていたりするので、紹介しようと思うと他の論文も読まないといけないことが多く、結局ロングペーパーを紹介する方が楽、ということが往々にしてあるので、すでにその分野の知識が十分にある場合や、アイデア一発ネタである場合などを除き、紹介する論文として選ぶことはお勧めしない。

お昼から相次いで研究相談。NAIST に4月から進学する学生が見学に来ていたのだが、あまりお相手もできず(いや、この時期そもそもしている時間はなかったが)。まあ、松本研に行くならそのうちまたどこかで会うであろう。

午後は大学院教務委員会の打ち合わせ(委員長業務)。定例の委員会はあと2回で、ようやく終わりが見えてきたのだが、今年は本当に議論すべきことや教授会での審議報告事項が多い。来年度は別の委員になるようだが、現在に負けず劣らず負荷が高そうなのでちょっとしんどい……。

夕方は共同研究の報告書を作成したり文科省関係の書類を作成したり。論文投稿よりこちらのほうが優先順位が高いのが悲しいところ。とりあえず最低限進められるところだけ進めて打ち返すしかないのだが、自分がどこまでやっていてどこからやっていないのか把握できておらず(把握するだけの時間もない)、暗闇で闇雲にバットを振っているような感覚。いつか報われる日が来るんだろうか、これ。