世界は広いようでいて狭くておもしろい

朝から雪かき。先週末の雪は軽かったが、今週末の雪は重い……。お向かいさんが即興のゲレンデを作ってソリで遊ばせていたりする。プラスチックのソリ、使う場所が小金井公園くらいしかないし、買っても使い途がほとんどないのでは、と思っていたが、これは確かにあるといいかも! スコップを貸したら1回遊ばせてくれた(笑)

昼からお出かけ。雪でも西武新宿線は滅多なことで止まらないので、今回も信頼して出かけたところ、実際間引き運転をしているだけで、ほとんど遅れずに運行していた。そんなに混んでもなかったし。すごい。

今日はSEG世界史の増谷先生のクラスの同窓会。いつもはメンバーの家で開催されているのだが、今回は趣向を変えて職場で、とのことで、学習院まで。目白駅を降りるとすぐなのだが、雪で遅れているかもしれないので、高田馬場駅から歩いた。前中高からの友人(H山)が「学習院って雰囲気いいよ」と言われて一緒に学食でご飯を食べ、庭園を散歩し、厩舎(構内に馬場がある)を見て帰ったのを思い出した。

ただ、雪で参加のキャンセルが相次ぎ、結局集まったのは4人。昔話に今の話、これからの話に花を咲かせる。世界中をみんな飛び回っていて、おもしろい話のできる人が多いものである。人文系の深い知識と洞察を持った人と話すと、日ごろの自分の浅さを意識させられる(アメリカとヨーロッパの違い、みたいな)。自分も元々は人文系出身だったのだが、だいぶ工学寄りの物の見方になっている、と痛感する。工学系の研究だと、役に立つかどうか、ということをどこかで考えてしまうので……。純粋な知的好奇心のある人たちと話すと、心が軽くなるものである。年齢関係なく、そういう人たちはキラキラしているのである。もっと自分も新しいことに挑戦しよう、と思った。

夕方は1人帰って1人新しい人が来たのだが、その人の職場が弟の職場と同じだったので、弟も働いていますよ、と伝えると、「もしかして◯◯さんですか」とおっしゃる。聞いてみると、弟の大学でサークルの後輩だったらしい。入社してからも弟が仕事の仕方を教えたりしていたそうで、「尊敬する先輩です」とのこと。こんなところでそんなつながりがあるか〜、とびっくりする。

あとで弟にも聞いてみたら、エントリーシートの添削をしたりサークル時代から相談にも乗っていたりしたようで、そういえば「サークルの後輩から相談を受けた」という相談を受けたような記憶がある。自分は弟のエントリーシートを添削したので、そこから数えると、孫弟子(?)のような関係だそうだ。まあ、それを言うと自分は増谷先生に世界史の記述問題の添削をしてもらっていたので、増谷先生のひ孫弟子、ということかもしれないが……。

増谷先生は自分と彼女につながりがあるとは全く考えずに声をかけたらしいが、世界は狭いなぁ。