午前中、残った査読を片付けるために武蔵境駅前の武蔵野プレイスのワーキングデスクで仕事。武蔵境駅前はスタバもドトールもいつも満員で坐れないことのほうが多いのだが、ここは (少なくとも午前中は) 割と空いていてよい。飲み物も蓋つきなら持ち込んでいいようである。大学に行くのが遠いと、ついこういうところで仕事したくなってしまうのだが……(家から歩いて行ける距離)。
午後は首の痛みに耐えかねて帰宅。横になったからといって痛みが治まる保証はないのだが、痛くない角度に固定してじっとする。ぎっくり腰になったときもそうだったが、動かすと痛い系は休日がほとんど潰れてしまうので、なんだか損した気分になる。
そういうわけでキーボードを打つのを止めて「LEAN IN」を読む。

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
- 作者: シェリル・サンドバーグ,川本裕子,村井章子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: ハードカバー
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特に印象的なのは、男性は就職活動をするときに (若いこともあって) 子育てについて意識したりすることは滅多にないが、女性は「子育てに理解があるか」「育児休暇は取れるか」「保育園はあるか」などなど、結婚どころかつき合っている相手すらいないのに子育てを意識して就職活動をしてしまう (「見えない子どもを抱いて就職活動する」)、という話で、確かに自分自身学部生のときは子どものことを意識して就職活動をしたりしなかったなぁ、とハッとしたものである (さすがに大学院を修了するときは結婚していたので意識したけど)。
言っていることだけ見ると肉食系でバリバリ仕事をする人を増やしたい、というように見えるのだが、トークを聞くと全然トーンが違って、これは深刻な問題なので解決したいと本気で考えている、ということが分かるのである。本自体はこのトークと重複する内容が1/4程度あるが、統計も交えていろんな話があり、本は本で一読の価値がある。トークはたったの15分なので、いま働いている人、これから働こうと考えている人、男女問わずぜひこのトークを見てほしいと思う。
(ちなみに2013年7月15日現在、クローズアップ現代のNHKオンデマンドも見られる。1番組105円である)