朝日で目が覚める。ryu-iさんは寝付けなかったそうだが、ガン寝してしまった。
空港でみなさんとお別れし、スーツケースを自宅に送る手配をし、京成で羽田へ。スーツケースを送るカウンターの場所は覚えていたのだが、配送料が無料になるカウンターではなく、隣から発送をお願いしそうになったが、料金を言われて気がついて取り消してもらい、隣にスライド。店員さんも慣れたもので、やり取りを聞いていて準備していてくれる。日本クオリティである。
羽田から伊丹へ飛び、モノレール経由で門真市へ行き、京阪で伏見桃山。実はバスを使わなくても乗り換え1回で伊丹まで行けるというのは知らなかった。
飛行機の中で NAIST 図書館で借りた「スティーブ・ジョブズ」を読み終える。(リンク先は最近出たペーパーバック版)
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/16
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スティーブ・ジョブズは破天荒な人であるが、この本を読むと、その裏の苦悩を知ることができて、なんだか身近に感じられる。特にピクサーを作るときの応酬や、幼少期・青年期のこと、そして娘や息子とのつき合い方、女性遍歴などについて、詳しく知らなかったのでおもしろかった。
彼がいなくなってアップルは迷走するのでは、という思う人はいると思うが、この本を読めば、逆説的ではあるが、アップルは彼だけが動かしていたものではないことが分かるし、結局は無数のエンジニアの努力によって積み上げられたものであることが理解できるであろう。もっとも、いまの快進撃を続けるためには、常に新しいことに挑戦し続け、真似する競合他社の追撃を許さないくらい先に行き続けなければならないが、個人的にはアップルには今後ともがんばってほしいと思っている。
付け足しであるが、開発に興味がある人は、ウォズニアックとハーツフェルドの本のほうが楽しめると思うし、そちらの2冊はアップルに特に興味がある人でなくても参考になると思うので、エンジニアの人、エンジニア志望の学生の人にお勧めする。
帰宅して投票を済ませ、マッサージへ。最後に来たのは韓国に行ったあとの7月だったか8月だったかで、だいぶ身体が固い……。もう1回くらい来ないとだめかも。