大学は教員もコピペ文化

ひたすらオープンキャンパスの準備。来週の土曜日 (5月26日) がオープンキャンパスなので、そろそろ動いておかないといけないのである。学生のコピペはどうかという話が最近あったが、大学の仕事はコピペのオンパレードで、テンプレートを残す (次の人がコピペできるように) ことも仕事の中に入っているような気がする。余計な労力を使わず研究に集中できる環境を、ということなのだろう (それは悪くないことだと思う)。

自分は Google Docs のころから有料で使っていて、Google Drive がアナウンスされたら速攻切り替えた (課金体系は値上がりになるので昔のまま) のだが、Mac 用の Google Drive アプリがあまりに使えないので結局 Insync に戻した。大学だと数十GBあってもすぐなのだが、家だと数十GB同期しようと思うと1日や2日では終わらないので、一度学校に持って来て同期だけ終わらせたほうがいいのだろうか……。(Dropbox はファイル単位の共有の設定ができないのが残念だが、操作の履歴を保持してくれるので、上記のテンプレートのような小さいファイルは Dropbox に置いている)

夕方、遠方から来客者あり。以前共同研究でご一緒させてもらったことがある方々で、共同研究自体は大人の事情で別の担当者の方に代わってしまったのだが、年に数回自然言語処理に関する質問のメールをいただいたりしていて、説明していてなるほどな、と気がつくこともあり、こちらこそ勉強させてもらっているくらいである。杉原さんの「駆け込み寺」的なことができていて、個人的には大変満足している。

自然言語処理の研究を始めたのは大学院に来た2005年からだが、自分の中でぐるっと回ってまた戻ってきた感じがする。7年間でいろいろ知識も身についたし、世の中の研究も進んだし、計算機の能力も向上したし、昔やりたかった問題にもう一度向き合うのも発見があっていいのかも、と思った。

妻から最近身体が締まってきたね、と言われるのだが、それはきっと高の原で急行に間に合うようにダッシュしたりしているからだと思う……。息が上がるくらいの運動 (?) をするのは2009年以来だし……。