俺たちは20年前と変わらない

朝から日本晴れ。今日は中高時代からの友人、I 川の結婚式に出席するため、東京に来ているのだった。新札を用意したり準備したつもりだったが、筆ペンを忘れていてコンビニに走ったり。

式場に行くと、受付でK内とI坂に会う。最初誰だか分からなかったが、恐らく卒業以来一度も会っていないのではないかと思う。実は今日が自分の誕生日 (34歳) なので、実に1年ぶりである。

控室で待っていたT沢と合流。H山は5分遅れると連絡があったらしいが、いかにも武蔵らしい、と2人で笑う。同窓会でも、全然足並み揃わないし、人と違うペースで生きている人たちばかりだし……。(自分も含めて)

挙式のあと乾杯。I川は国連で働いているそうで、国連での元上司 (現在は阪大で教えているらしい) がいろいろと彼の働きぶりを教えてくださる。「世界に雄飛する」とか「東西文化融合」とかいうのが武蔵の「三大理想」に掲げられているが、I川はまさにそれを体現しているなぁ。(まあ、そういうのを飄々とこなすところが武蔵生っぽいが)

今週末、ちょっと悩ましいことが発生し、誰かに聞いてもらいたいなと思っていたのだが、旧知の友人たちと話していて、悩んでいたのも馬鹿らしくなってきて、気分転換になった。本当にみんな自分勝手に生きているなぁ。(笑) I川のお母さんが「ここは武蔵グループね。安心した。歳を取ったのはうちの息子だけじゃなくて、みんなおじさんになっているのね」とおっしゃっていて、確かにその通り!と思ったり。でも変わっているのは見栄えだけで、多分頭の中は14歳のころから20年間変わってない (笑)

帰り、千鳥ヶ淵を歩いて帰ってくる。桜が見事。でも人も多く、たいそう疲れる。もう4月はどこにも行きたくない……。