焼き肉で国際会議の論文投稿お疲れさま会。

平日にお酒を飲むと少しでも翌日に響くな〜。やっぱり肝臓が弱っているのだろうか。昨日は生中2杯で止めておいたのだが、もはや乾杯の1杯だけにしておいたほうがいいくらいかも。

そういえば助教室が2つに分裂し、旧助教室に研究員だけではなく学生用の席も作られたので、部屋の名前が変更になっていた。これはこれで微妙な気がする……。カオスな部屋だということはよく分かるが(汗)

昼は男女共同参画室でランチミーティング。特段いつもと変わらないが、去年の秋くらいから毎月開催の曜日が変わっていて、木曜日だと比較的参加しやすいのである (先週は人工知能学会で行かれなかったけど)。着々と保育施設が整備されているようで、自分たちに子どもができるころには使えそう。そのころもまだ宿舎に住んでいるかは分からないが……

NAISTの発行している広報誌「せんたん」の2011年5月号に松本先生(副学長)インタビューが載っている。でかでかと写真があるが、これは計算機センターの中らしい。(行きたくなかったらしいが……)

例に漏れずここでも松本先生は第五世代コンピュータ(ICOT)がよかったという話をされている。

 実は、私が一時所属した新世代コンピュータ技術開発機構は,平均30歳という若手研究者を集めた国策研究プロジェクトでしたが、そこでものすごく実力が伸びた人が多くいた。どこがよかったかというと、全体の研究テーマの文脈に合っていれば、その範囲で何をしてもいいという環境がありました。そして研究者には雑用が一切なく、成果を上げれば世界中どこにでも研究発表に行ける。さらに、優れた成果を上げた研究者を呼んで、若手と一緒に研究させる。そのような一流の研究者を間近にみることで、自分の殻を破って行こうという意思が働くのではないかと思います。
−−本学では、そのような若手育成の方法で臨まれているのですか
松本氏 学生にレベルの高い学会に論文を出せるように指導しています。論文でしか知らない優れた学者が発表するような会議です。そういう人がどのような発表を行い、どのような質疑を行うかを肌身で感じてもらうという方法です。また、海外の大学や研究所からのプロジェクトへの派遣要請やインターンシップに学生を応募させることによって、アクティブな研究機関の組織がどのように動いているか、見る機会を作っています。(pp.5-6)

後半の段落は「松本先生はこんなこと言うのかな?」と思っていたが、聞いてみたら「インタビューを勝手に編集されてしまったので、ちょっと言いたいことと違うことも混じっている」とのこと。なるほど (笑) でも結果的にレベルの高い研究はできていると思うし、海外の大学や研究所にインターンシップに行く人も多いので、「全体の研究テーマの文脈に合っていれば、その範囲で何をしてもいい」といういまの松本研の環境は成功しているんじゃないかな (なので、学生の人数分研究テーマを考えたりすることはない。ネタを考えないわけではないが……)。

午後は懇談会。オープンキャンパスの報告があったので、もしかしたら研究室ツアーに関して補足する必要があるかと思って行ったが、淡々と終了。今年も学生向けのプロジェクト型研究提案の公募をするらしい。学生に最大100万円研究費を渡して好きに開発・研究させる、という制度は類を見ないし、計画書を書くこと自体がとてもいい勉強になるので、NAIST 情報の学生の人はぜひ応募してみるとよい。

夕方は言語教育勉強会。@tomo_wbくんの進捗報告。内容もさることながら、実例を見るといろいろあっておもしろい。結局添削コーパスを見ながら松本先生も含めて1時間くらい議論していたが、できることできないこと、誤り分析するところから始めないとな〜。

夜は焼き肉。M2-D1に自分を加えて9人で、なにかと思ったら@jhirwinくんと自分のお疲れさま会らしい。いやいや、がんばったのは第一著者のみなさんのほうなので、みなさんのお疲れさま会では……。本当にお疲れさまでした!