ホームレス博士になるにも理由がある

これまで東京駅経由で根津に帰ってくる場合、上野駅から徒歩・鴬谷駅から徒歩・丸ノ内線で大手町乗り換え・大手町まで徒歩で千代田線などいろいろ試してみたのだが、どうも二重橋まで歩いていって千代田線に乗るのが一番楽みたい。

「ホームレス博士」

ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書)

ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書)

を読んでみた。最後の対談以外のところはグダグダ前回も書いたことを(もっと絡み口調かつ皮肉っぽく)述べているだけで、埋め草として書いているだけかなと思う。自分も「研究だけやっていればよい」と考えているわけではないが、(内容、質ともに)こんなレベルの文章を書いていたら仕方ないのでは……。([http://d.hatena.ne.jp/mamoruk/20100530/p1:title=「文学研究という不幸」を読んだとき]も思ったが、責任を転嫁する前にやるべきことがあるのでは?)

博士課程を取り巻く現状にもの申したいということは分かるのだが、他の新書数点を元に印象だけで語るのではなく、もっとデータに基づいてしっかり論証したほうがよいんじゃないかな〜 (自分のこの日記も人のことは言えないが) 他に読まれる方がいたら、対談だけ読まれることをお勧めする。