今日から東京に行ってしまい、自然言語処理学会若手の会シンポジウムのポスターを作成する機会がなくなるので、徹夜気味にポスター作成。半年前作ったポスターがあるから楽勝かと思っていたら、かなり手を入れないといけないことが判明したので、いろいろ直しているとけっこう時間かかる。
ポスターとか口頭発表については最近
理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則 (ブルーバックス)
- 作者: R.H.R.アンホルト,鈴木炎,I.S.リー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/22
- メディア: 新書
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を読んだのだが、これは非常によい本。理科系の学部生・大学院生は必ず読んだ方がいい(少なくとも自分がスティーブ・ジョブズみたいなプレゼンテーションができるという自信がなければ)。自分の意見を相手に納得させるという意味では、技術者の中にもいまいちなプレゼンテーションをする人もけっこういて(高橋メソッドとか言っている場合じゃなくて……ライトニングトークには高橋メソッドもいいと思うが)、そういう人も(この本で述べられている方法に従うかどうかは別にして)読んでおいた方がいい。特に成功例と失敗談がたくさん載っているので、自分ならこのケース(失敗談)をどうするか、なんて考えながら読めば、どういうスタイルで発表するにせよ、得るものがあるだろう。修士入学直後に読んでおきたかったなぁー。
ちなみに帯には「アメリカの大学生・研究者のバイブル 待望の日本語訳!」と書いてある。こういう本がベストセラーとして読まれているからアメリカの学生や研究者のプレゼンテーションがうまいのかと思ってしまうほどである。
ジョブズで思い出したが
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
- 作者: 竹内一正
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2008/05/01
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も読んでみた。これまで彼がどういう人か別に興味はなかったのだが、こんな人だったとは……。というかこんな性格でよく刺されたりしなかったな……。自分は今まで通り Apple 製品は使い続けるだろうけど、ちょっと引いた。
最近本の紹介を前より書くようになったが、以前は Amazon アソシエイト(本を紹介して購入してくれたら数パーセントの報酬が支払われる)を使うのに、わざわざ Amazon アソシエイトのサイトに行って Amazon での本のページを探してリンクを作成して……なんてやっていたので、ものすごく面倒でよほどいい本だと思わないと書かなかったからである。今ははてなダイアリーを使うようになったおかげで、ISBN さえ分かれば(本の裏表紙に書いてある)画像付きで詳細のリンクが張れるようになり、書くのが楽しくなった(一応断っておくと Amazon アソシエイトをはてなダイアリーで使うのは有料オプションである)。そのため本を取り上げることが増えたのである。ツール・インタフェース一つですごく気持ちが変わるので、はてなは地味にいい仕事しているなあー、と思う。