若手の会

今日は自然言語処理若手の会 第2回シンポジウムに出席。全発表がポスターなのだが、初日は若手の会で作っているライブラリなどのプログラムの紹介があった。

個人的には O 野原くんの「大規模キー辞書を扱うためのライブラリ」があったらぜひ使いたいところ。他のプログラム群は場合によるかな……。先日 PACLING 行ったとき NLTK http://nltk.sourceforge.net/ (Natural Language Toolkit) という自然言語処理の学習用ツールキットの話を聞いて、プログラムがあるだけでなくて、これを使った400ページくらいの教科書を用意中で来年オライリーから出版する予定だということで、かなり期待度高くなったのであるが、日本語でもこういうものがあってもいいのではないかな? ちなみにオライリーから出るはずの本、Natural Language Processing in Pythonhttp://nltk.sourceforge.net/index.php/Book から読むことができる。

ポスターは半分くらい聞いてから ryu-i さんと共同研究先の N 社の見学。最初はあちらでどういうことをしているのか聞いて、自然言語処理の研究の観点からコメントできることをする、くらいの感じかなと思っていたが、こちらからも研究紹介してほしいということで、急遽修士論文のスライドを web 経由でダウンロードして何枚か見せたりする。現場で困っている問題がどういうことかはっきり話してくれる人だった(別の共同研究の場合はこのレベルで難航した)ので、話していて気持ちよかった。マーケティングの用語とかエンタープライズ用途で使われているサービスとか知らないことをいろいろ教えてくれたので有意義であった。

1時間弱遅れて若手の会の懇親会に合流。一昨日(masa くんの会社見学で)このビルに来たな、と思いつつ……。

行ってみたら席がなかったので A 辺川さんの隣に入れてもらったりしたが、まあ初めて話す人とも話せたし行ってよかった。Nobuyuki さんが PFI 見学してきたのを周りの人がうらやましがっているらしい(笑)