NAIST 花火部部長として今年まだ花火していないので、これは見に行っておかないと、と思い神宮外苑花火大会を見に行く。
そんな人来ないだろう、と高をくくっていたが、始まる2時間前に来たのにものすごい人だかり……。ビールでも飲みながら見ようかなと思っていたら、みなさん考えることは一緒なようで、3時間待ちと言われたので諦めて会場で見ることにする。みんな花火が好きで見ているわけでもなく、ただ夏だから来ているんだろうと思うと、ちょっと切ない。神宮だってみんなこんなイベントでもないと来ないんだろうしね……(外苑と神宮両方数えると週3回は通っていたので、少し思い入れがある)
神宮球場は満席らしいので国立競技場に行く。自由席で入ってスタンドの一番上まで行くと、高いところにあるせいか風がいつも吹いていて気持ちいい。世界陸上の宣伝とか DA PUMP がライブしたりとか、花火の前座でいろいろやっていて、それなりにおもしろい。
7時半から花火がひゅるひゅる、ぼぱーん、どどどどど、といった感じで鳴り始める。本当に目の前、100mくらいのところで打ち上げているので、首は疲れるが、(当初の予定みたく)少し離れたところでくつろぎながら見るのもいいが、これはこれで臨場感があってよい。自宅で DVD かけてテレビ画面で映画を見るのと、映画館に行って映画を見るのとの違いと同じかな。
帰りは代々木経由でとぼとぼ歩いて帰ってくる。予備校に通っていたときときどき自習していたフジタのビルなんかがあって、ものすごく久しぶりで懐かしい。確かいまはもう一般に開放していないのだけど、昔は机も開放していたし、地下に体験ミュージアムみたく子どもが遊べるような施設もあって、いい企業だなと思っていたのだが……。
NAIST 花火部のみなさん、奈良に帰ったら花火しましょー。