修士論文中間発表

今日発表の M2 の人たちと研究室で徹夜しつつ修士論文の中間発表。

修士の中間発表は発表12分質疑8分。発表12分というのはやたら短い。ちょっと詳しく話そうとするとすぐオーバーするので、全体の概要(どんなことをしている、もしくはしたいのか)しか話せない。「興味を持った人は論文を参照してね」という手も使えないので、どの程度に抑えるか非常に難しい。

どういう発表が好ましいかいまいち自信がないが、基本的に対象は分野外の人たちなので、自分の研究している分野の最先端の技術はどんなものなのかということと、あと自分がやっていることがおもしろいテーマであることを分かってもらえればいいのかなと思う。そして聞いている人を刺激して、そのテーマの次にどんなことができるのかというアイデア(その分野の話でもいいし、アプリケーションを作るという話でもいいし、聞いている人の分野への応用であってもいい)がぽんぽんと出てくるようであれば成功かなと考えている。

そういう意味では今回はデータベースの助手の人からいろいろ質問がもらえてよかった。植村先生から開口一番「結局なにがしたいのかよく分からなかったのですが」とコメントをもらったときは、説明難しかったかなとか速すぎたかなと考えてしまったが、内容が分からなかったというよりは、テーマをいくつか詰め込んでしまって結局どれをやるのかということが分からなかったようなので、一言説明したら分かってもらえたみたいだ。

初めて研究室で研究発表したときは緊張したし、初めて学生の中間発表をしたときも緊張したし、初めて全国大会で発表したときも緊張したものだが、1回やると慣れてくるものだ。昨日 natali-a さんはばしっとおめかししてプレゼンテーションしたみたいだが、今日発表だった M2 の3人は徹夜明けでお風呂も入らず発表に臨んだので、もうちょっと緊張してもよかったかな……