17歳のころ

バトンの類いは基本的に全く受け取らないのだが、ときどきやろっかなと思うものもあったり、ということでやってみる。
  • 17歳の時何をしていましたか?
高校2年生。将棋部と囲碁同好会と合気道同好会に所属。合気道同好会はほとんど活動していなかった気も(うろ覚え)。といっても毎日将棋部行ってた記憶しかない。「将棋中毒」という部誌を発行していて、毎月原稿書きと編集に追われていた。
  • 17歳の時何を考えていましたか?
完全に英語の勉強を放棄していて、大学は台湾か中国に留学しようと思っていた。直接現地の大学に出す気6割、とりあえず適当な日本の大学に入って1年-数年留学する気4割くらい。留学できたら中国哲学、できなかったらインド哲学の研究でもして、将来はモノカキか編集者になろうとしていた。
  • 17歳の時のイベントといえば?
引っ越しかな。それまで10数年住んできた社宅を出て、そこから徒歩5分くらいの場所に移った。いまでも夢に出てくる自分の家は前の社宅(引っ越したあとの家を夢で見たのは片手で数えられるくらい)だったりするので、けっこう大きかったんだなあと思う。
  • 17歳の時、やり残したことは?
あれをやっていればよかったな、と思うことは何個かあるけど、それをしていたらそのときしていたことができなかったかと思うと、やり残したというほどでもない。 ただ人とのつき合い方はもっとしっかり学んでおけばよかったと思う。6年一貫だと隔離された環境で、よほど変な人ばかり集めてもみんな似た環境で育ってしまう。特に男子校イクナイ!!
  • 17歳に戻れたら何をする?
特になにをしたいということもないけど、最初から海外の大学行くことをもっと真剣に考えていればよかったなと思う。何歳に戻れたら、という話を聞くと金子みすゞの詩を思い出す。
きょうも、きのうも、みんな夢、
去年、一昨年(おととし)、みんな夢。

ひょうとおめめがさめたなら、
かわい、二つの赤ちゃんで、
おっ母(か)ちゃんのお乳をさがしてる。

もしもそうなら、そうしたら、
それこそどんなにうれしかろ。

ながいこの夢、おぼえてて、
こんどこそ、いい子になりたいな。