coLinux

shuya-a さんが「1台で WindowsLinux と両方使いたいがデュアルブートは嫌。Remote Desktop で Windows につなぐ手はあるが、ちょっと他の人には見せられないソフトを入れるつもりで、VMware はパフォーマンスがあまりよくないようだから coLinux を使うことを考えている」ということで、coLinux をインストールする人柱になる。人には見せられないソフトってなんだか気になるが、深くは詮索しない ;-)

coLinux 0.6.2 というのをダウンロードしてきてインストール。普通にインストール完了。coLinux はそのままでは X が立ち上がらないので、X サーバを別に上げるか VNC を使うかしてつながないといけないのだが、VNC でやってほしいとのリクエストだったのでそのようにする。

インストールには Debian のイメージを使った(DebianGentoo が選択できる)のだが、coLinux の中で vncserver を起動して Windows から vncviewer でつなぐと twm が起動している画面につながる。おお、なかなかいい感じ。よくよく調べてみると去年もいまの時期に何回か coLinux インストールに挑戦しているらしい。前回は Gentoo でやってみて遅かったなあという感想だったのだが、さて。

fluxbox とか mozilla とか入れると、描画さえ除けばかなり速い。Mac OS XVirtualPC 使うのとは雲泥の差である。Pentium III 733MHz の Windows 2000 上だが、体感的には Celeron 533MHz くらいのスピードでは動いている気がする。ただし、コンパイルでディスクに激しくアクセスするとやっぱりもたつき感がある。

とはいえ、実用上はかなり使えるレベルだと思うので、shuya-a さんと同じような悩みを抱えている人は検討してみる価値はあるかも。