はいぱーワークブック

自分の通う大学では、1年生の情報処理の授業向けにはいぱーワークブック という名前の自習用教材を作っており、いまその改訂作業をしているらしい。

自分も計算機を触るようになったのは大学入学後、しかも文科系の情報処理は冬学期にあった(いまは理科系も文科系も夏学期になっている)ころなので、冬学期まではそもそもメールの存在すらほとんど知らず、いま思えば rmail でメールを送ったはいいものの、読み方を知らないで、夏休み明けまでずっと放置していた気がする。

こういう状況だったのでいろいろと冬学期以降この自習用教材には非常にお世話になり、冬学期木曜1限という自分には絶対に起きることが不可能な時間帯にあった情報処理でもなんとか単位が取れたのも、ひとえにはいぱーワークブックさまさまだと思っている。

結局のところ今回大々的に改訂しているのは、大学の環境が5年ごとに更新しているので、今年の入れ換えでは iMac ベースの環境になったからであり、これまで相談員 Fink プロジェクトとして用意してきたものをはいぱーワークブックと組み合わせ、1年生が大学生協新興宗教よろしく iBook を購入し、はいぱーワークブックと Fink パッケージの詰まった CD-R を渡せばあとは自習できるようになる、といったことを目標にしていたりする。(嘘です。目標にしたのは昨日 ;-P)

じっくりはいぱーワークブックを見てみると、かなり急いで改訂しているのか、それとも担当者によってはあまり実機でテストしないで適当に書いているのか、古い環境のまま記述が変更されなかったりしている箇所が随所に見つかるが、仕方ないかなあ。まあ、嘘ではないが、無用の混乱を招くような気がする。