到着の順に返事を返す冬

昨日が京都出張だったので、今日から冬休みである。

とはいえ、昨日の新幹線の中でやるはずだった言語処理学会年次大会の原稿(第1稿)の添削があるので、朝から昼まで時間をもらって5件返す。初稿だと、大体1本あたり1時間かなぁ。

今年からは、基本的に到着順にキューに入れて見ることにしていて、かつ遅れた人は本来〆切の順番で見るのではなく、遅れた人も到着順に見る(それによってクオリティが上がり切らなかった場合は、投稿を見送る)ポリシーに変えた。というのも、遅れて出す人のために〆切を守る人が不利益を受けるのはおかしいということで、遅れて出すのは別に構わないが、それによる不利益は遅れた人が負担すべき、という考えからである。(自分自身、〆切を守れないこともあるので、〆切を守らないこと自体では特に責めたりしたいわけではない)

小規模な研究室だからこそ、あまりうるさいことは言わず柔軟に対応できることがメリットなのだが、スタッフと学生の比率を考えると、うちの研究室は自然言語処理分野の中でも突出している(うちより学生数が多いところは、スタッフが2名以上いる)と思うので、できなくなってしまったことも多いのが少し残念。今年度は発表件数を減らして(他の研究会等と分散させて)質を上げることにしたが、これが吉と出るか凶と出るか、来年にならないと分からない。