武者修行

maho さんの日記経由でアメリカ大学院(数学)への留学について

大学1年目から2年目までは退学してアメリカの大学に入り直そうとか悶々としていた時期があったけど、そこまで思い切りいい性格でもないし、計算機触るようになって、別にどこいても大量に世界中の情報にアクセスできることを知って日本でもいいや、と思うようになったりした。

でもやはりどこの大学行ったとか(どういう出会いがあったかは重要かもしれないが、それは大学という場に限られたことでもなく。)そんな関係なくて、研究でも仕事でもずっと一線で居続けるのが大変なんだよな。結局自分は自然言語処理で博士後期課程まで進むことにして、いまの研究室のまま上がるのだけど、正直なところは自分がどこまで行けるか見てみたいな、という感じ。

六三四の剣という剣道少年漫画があって、主人公が生まれるところから始まり、青年になるところまで延々続くのだが、主人公の六三四が壁にぶち当たる度に自分より強い人がいるところで修行したり、自分から新しい環境に移動したりするのだが、ああいう武者修行っていうのが若いうちは絶対必要だと思う。

普通の少年漫画(ドラゴンボール系)とか RPG だと向こうから敵がやってきたり知らないうちに事件に巻き込まれたりするのだが、自分から強い相手を探して他流試合を申し込んだり、誰も知らない人がいるところに突然飛び込んでいくほうが楽しいと感じる。みなさんも武者修行してみましょう :-)