立川のタチヒビーチは初めてだ

午前中は上の子と日能研の2年生対象の全国テストを受けに行く。特に自分の子が優秀であると思っているわけでも、早くから勉強させて同級生からリードしたいとも全く思っておらず、単に定点観測するのが目的である(中高のときも大学生のときも、定期テストの前に勉強をしたことが一度もない)。

テストの裏では保護者対象の説明会があり、前回とほぼ同じかなと思ってあんまり聞いていなかったのだが、卒業生の声コーナーで来てくれた OB/OG が若干違い、今回は武蔵に通う中学1年生が2人来てくれたということで、説明会後に雑談に行く。自分は NAIST 以外はあまり通った学校に思い入れがないのだが、やはりこういうのがあると、母校愛みたいなものを感じざるをえない。

漢文を教えている阿部(光麿)というのが中高の同期なのだが、いつも和服を着ていることで中1にも有名だそうで、生徒の頃からそうだったんですか、と聞かれたが、生徒の頃はそうではなかった記憶。あと、藤本という同期も英語を教えているはずなのだが、藤本のことは知らなかった。まだ1年生の1学期が終わったばかりだと、受け持ってくれている教員以外は余程インパクトがないと記憶に残らないのであろう(阿部光麿は漢文なので中1ではクラスがないが、インパクトがありすぎてみんな知っているらしい)。

そういえば最近ひょんなことから中学時代バレー部で同期だった北原からメールをもらい、大阪公立大学にいる(教授)ということを知る。大阪府立大学と東京都立大学は毎年対抗戦をしていて、対抗戦のために授業が休講になるほどの付き合いである(最近は土日に対抗戦をしていて、休みにはなっていなかったが)。高校同期である植原も関西大学で数年前から教授だったが、同級生もちらほら教授になったりする頃なんだなあと思ったりする。

午後は子どもたちを連れて立川のタチヒビーチへ。研究室の学生たちが企画して、有志で BBQ をするというので、顔だけ見せに行く。自分はタチヒビーチの存在を初めて知ったが、妻によると割と有名らしい。これまで研究室の新入生歓迎会は昭和記念公園で BBQ をしていたのだが、今回は昭和記念公園が予約でいっぱいで取れなかったので、タチヒビーチになったそうだ。

行きの車が長かったので上の子が気持ち悪い(最近すぐ車に酔う)と言っていたが、なんとか現地に行き、上の子が歓待を受ける。上の子、1歳のころから毎年研究室の BBQ に来ていたので、研究室の BBQ ほぼ皆勤である(1年目の BBQ のときはまだ生まれていなかったが、産まれてからは全部参加しているような?)。下の子は逆に大絶賛人見知りで、10分以上顔も見せず父の方にうずくまっていたが、砂浜に行ってボール遊びをするのを見ると、少しずつ父から離れて楽しんでいた(BBQ に子どもを連れていくと子どもの面倒で何もできなくなることは既知)。ともあれ、少しずつこういうイベントができるようになるのはいいことである。(ちなみに上の子が肉を焼きたいといっていたと研究室の学生に伝えたら、焼ける肉を置いておいてもらえて焼いていたが、自分で焼いた肉は食べていない)

帰宅後、タチヒビーチでは何も飲まず何も食わずだったのに体調が悪くなり、先に横にならせてもらったりする。何だろう……。