言う人が違えばすっと受け取れる

今日は大学院の集中講義の最終日で出勤。「推薦システム実践入門」の風間さんにお願いしたのだが、授業に関するエントリも公開してくださっていてありがたい。書籍と同様、スライドもとても分かりやすい。

今回は初めての授業だったので1コマ目をお聞きしたが、いつも学生に言っているようなことを改めて話してくれていて、ありがたい。全く同じことを言っても、学生からすると大学教員が言うと「ふーん」と思って気にしない学生が多いのだが、企業の人が言うと「ふんふん」と身を乗り出して聞く学生もいるのである。

お昼は TA の学生と3人でお昼に出かけつつ、最近のお話をお聞きしたり、大学や自然言語処理分野の状況をお話ししたり。こういう雑談は(特に一度も対面で話したことのない方とは)対面でないとやりにくいし、雑談だからこそ聞けることもあるので、これもいいなと思っている。(大人数の懇親会みたいなのはしばらく復活しなくてもいいと思うが、1テーブルに収まるくらいでしっぽり話すような機会は復活してほしいなと)

午後は教授会参加のために離席。今年度は代議員なので、教授会でも代議員会でも参加しないといけないのだが、今回は教授会。色々と案件があり、1時間強。年度の後半になればなるほど、博士論文関係の案件が増えて、長時間化しやすい。もっとも、学部再編の時期のように、新組織と旧組織の両方で会議があったりして長い、みたいなのはないし、オンラインで参加できるので、よくなったとは思う。

夕方は学内のオンライン会議であるが、すぐ終わるのかと思って大学で参加したが、全然終わる雰囲気がないので途中から iPhone での参加に切り替えて帰宅。結局1時間半続いていたが、教授会のように既に議論が終わっていて確認だけをする会と、実質的な議論やすり合わせを行う会では、かかる時間が違うなと思う。まあ、こちらは意味のある議論ができていると思うので、時間がかかっても無駄であるという感じではない。